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【横浜ゴム】需要回復、諸経費削減、原材料安により2Q以降は…

需要回復、諸経費削減、原材料安により2Q以降は収益改善が鮮明となろう

10/3 期1Q(4-6月)の国内タイヤ工場稼働率は前四半期(09/3期4Q[1-3月])の70%から75%強まで回復、在庫削減、新車向け改善などを受け今後更に上昇見込みだ。国内外で需要はボトムをつけた模様であり、今後は原材料価格下落効果も相俟って収益改善が鮮明となる見通しのため株価は上値を試すと考える。しかし原材料市況の直近の上昇がタイムラグを伴い効いてくる可能性が株価の重石となろう。

10/3期1Q業績は前年同期比23%減収、営業損益▲40億円で着地。主力新車用、市販用タイヤ低迷、円高に加え、MB(多角化)事業で高採算のホースが落ち込んだことが響いた。同社計画を下回ったが諸経費削減が進み損益は前四半期から改善。事業別はタイヤが同21%減収、営業損益(消去前)▲36億円、MBは同29%減収、営業損益▲4億円となった。前四半期からの赤字はタイヤで縮小、MBは拡大。

主力タイヤ需要見通し改善により1Qを底に2Q(7-9月)以降販売の回復が見込め通期売上計画は達成可能だろう。また、高値の原材料在庫がはけ、2Q以降は値上げと原材料価格下落効果を最も享受できる局面に入る模様であり今後黒字化が見込まれる。ただし足元の原材料価格が同社期初想定を超えるレベルにあり、この影響が3〜6カ月後現われるため利益は同社計画に届かぬ可能性が出てきた。リスク要因は原材料(天然ゴム、合成ゴム)価格変動、北米タイヤ市場の動向、天候とウインタータイヤの需要、為替変動、など。

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コンテンツ提供元 : 株式会社TIW http://www.tiw.jp/
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