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【カネカ】10/3期1Qが計画を上回ったため、会社側は…

10/3期1Qが計画を上回ったため、会社側は2Q累計予想を上方修正

化学セクターの中では相対的に底堅い1Q(4-6月)業績であり、2Q累計(4-9月)以降には通期業績の上方修正が期待できる結果。ただ、本格的な業績回復は10月頃から始まるクリスマス商戦向けの販売動向を見極めたいとの意向から通期の上方修正は据え置かれた。予想以上の業績回復を背景に、株価は緩やかながらもう一段の上昇が考えられる。

10/3期1Qの業績は、売上高992億円(前年同期比20%減)、営業利益42億円(同19%減)。営業利益はエレクトロニクス事業が太陽電池競争激化から単価下落などで10億円の営業赤字となった以外の6事業全てが黒字と底堅い業績で推移。TIWでは、予想以上の1Q決算を受けて業績予想を上方修正した。特に機能性樹脂事業は前四半期(1-3月)の7億円の営業赤字から、16億円の黒字へ転換。食品事業は低価格の原料使用の恩恵を受け前四半期営業利益 16億円に対して21億円と増益を達成した。しかし、多くのセグメントはコスト低減による利益回復という要因を意識したい。

同社への期待は多角化による底堅い業績、薄膜系太陽電池への成長期待が大きいと思われるが、リスク要因として食品事業の2Q(7-9月)からの、原料価格の上昇による採算悪化の可能性。太陽電池は競争激化、足元では一時的な踊り場のため厳しい状況も考えられる。また、携帯電話の回復遅れにより超耐熱性ポリイミドフィルムの回復傾向が滞ること、なども考えられる。

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コンテンツ提供元 : 株式会社TIW http://www.tiw.jp/
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