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【投資脳のつくり方】視点を2010年3月期通期に置く

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● 【本日のニュース】/野村の4-6月、6四半期ぶり黒字転換
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野村ホールディングスが29日発表した2009年4~6月期決算(米国会計基準)は最終損益が114億円の黒字となり、6四半期ぶりに黒字転換した。金融市場が落ちつきを取り戻したことで、市場取引部門の業績が大幅に改善した。


(2009/07/29付日経速報ニュースより一部抜粋)


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【ニュースの深層】視点を2010年3月期通期に置く
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■いつもメールマガジンをお読みいただきありがとうございます。


経済アナリスト、木下晃伸です。



■今週に入り、四半期決算が本格化しています。概ね主力どころは事前予想を上回る決算となり、株価にもプラスに働いています。


ただし、それはもうすでに分かっていたこと。すでに米国では四半期決算発表は終了しており、そこからある程度どういった決算になるかは見えていたと言えるでしょう。


今回決算発表があった野村も、同業の米金融大手ゴールドマン・サックスが業績好調を発表していることから黒字化するのではないか、と目星をつけることは十分できたと言えます。



■そして、株価の水準も同様です。


業績が好調と考えられている企業の多くは、現在株価水準がリーマン・ショック前を回復するという状態。


金融で言えばゴールドマンもそうですし、同じく米金融大手JPモルガンも同様です。製造業で言えばインテルなどもリーマン・ショック前を回復しています。


では、野村はどうか、と言えばまだリーマン・ショック前を回復していないという状態です。これをどう見るか。



■私は、視点を4-6月の四半期決算から2010年3月期通期まで伸ばすことで「まだ株価は上昇する」と考えています。


なぜなら、業績はさらに改善すると考えているから。


短期的な変動は別にしても、早ければ年内にも、野村もリーマン・ショック前の水準、つまり1000円台を回復してくると考えています。


※【8604】野村ホールディングス(株)

http://stocks.finance.yahoo.co.jp/stocks/detail/?code=8604.T&d=1y 



■今回は野村を取り上げましたが、他業種でも同様のケースが当てはまる、と考えています。


その結果、日経平均株価は12000円程度まで上昇するのではないか、というのが現時点での私の株式市場の見方です。


(文責:木下晃伸 きのしたてるのぶ)
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