日経平均は10営業日ぶりに反落。

[UMC取締役 岡部さん]

火曜日の東京マーケットは、前日の米国株式市場が、6月の新築住宅販売が前月比＋11％と市場予想を大幅に上回り上昇したことから、買いが先行して寄り付いた。買い一巡後は、前日までに９日続伸した反動から利益確定の売りが入り日経平均はマイナスに転じた。その後は、前日終値付近でのもみ合いが続き前引けとなった。
後場に入っても、前場の流れを引き継いでもみ合う展開となったが、下値では押し目買いが入り底堅い値動きとなった。その後は、今週から本格化する企業業績の発表を控えていることから積極的な売買が控えられ、方向感に乏しい展開となった。
業種別TOPIXでは、鉄鋼、不動産、食料品が上昇した一方、精密機器、石油・石炭、ゴム製品が下げた。
個別では、日立ソフトウェアエンジニアリング、日立マクセル、山陽特殊製鋼が高い。半面、東急リバブル、住友不動産販売、太陽誘電が下げた。

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