byr00455さんのブログ
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投資について考える(4) ~順張りvs逆張り;民族学的考察~
我々日本人の多くは、投資活動初期の段階において逆張り的発想でマーケットに臨みます。
「これだけ下がってきたんだから、そろそろ買ってもいいだろう」、「こんなに高くなってしまったら、もうそろそろ反転するのでは?」
こうした逆張り的な考え方は、
"一生懸命田畑を耕し種を蒔き、雨露に耐えてひたすら収穫の時を待つ農耕民族的発想"と言えないでしょうか?
一方、狩猟民族である欧米人のマーケットにおける行動は順張りが支配的です。
"獲物が上に逃げるならひたすらそれを追い、下に向かうならどこまでもそれを追い続ける"という発想です。
為替のマーケットを眺めていると、東京タイムは上昇・下落いずれの場合でも細かい上下動を繰り返しながら動いていきますが、ロンドン以降の時間帯では圧倒的な勢いでいずれかの方向に動くケースがとても多く見られます。
欧米の"狩猟民族的順張り文化"は、悪材料をものともせずに上昇を続ける最近の米国・株式市場にも顕著に現れていると言えるのではないでしょうか。
多くの人が買うから株価は上昇し、上昇するから更に買う人が現れる。まさに獲物を追う狩猟民族の本領発揮ともいうべき現象に思えてなりません。
当然、下げに転じた時の勢いは想像を絶するものになることでしょう。
他人事ながら不安になってしまうのは、私もやはり農耕民族の血をひく一人だからでしょうか。
投資関連の本を読むと、その多くが順張りを推奨しています。順張りの方が低リスクだと言えると思いますが、逆張り派の人が順張りをしようとすると、「自分がついていった途端、梯子を外されるのでは?」という不安が頭をもたげてしまいます。
私自身もともとは株も為替も逆張り派でしたが、現在は短期トレード中心の為替では順張りを多用しています。しかしその初期段階においては、やはり"梯子外し"の不安が常につきまとっていました。
ちなみに、中長期での運用を意識する株では相変わらず逆張り的発想を捨てきれていません。どうやら高値掴みで損切りをするよりは、雨露に耐えてじっと収穫の時を待つ方が私の性分には合っているようです。
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あとでゆっくり読みにきますね♪
ソラン、どうですか?
お気遣いありがとうございますw
ソランは530円付近での足踏み状態が続いています。
ナンピンをした価格水準(500円割れ)を維持している間は放置プレイの予定です。
>雨露に耐えてじっと収穫の時を待つ方が私の性分には合っているようです。
私はちょっと実ったら食べてしまう猿のような気がしました。
為替取引における私は、"芽を吹いたらついばんでしまう鶏"ってところですw
雨露どころか台風にによって田畑もろとも流されてしまうしかもしれないことを考えれば、順張りで確実に獲れる分だけを得ていく方が投資家としては望ましい姿なんでしょうね~
はい、リスクは少なくがいいと思います。
今日も頑張りましょう
「天城猫」を拝見してきたところです。
波乱(?)のSQ日ですね。
ニュース・チェックをしながら「株でデイトレでも仕掛けてみようか?」と思っています。銘柄は・・・、バレバレですね^^
めっちゃ、おかん当てはまる。
順張りのつもりが急落とか、落ちると思ったら急沸。TT
いちいちビビってマス。
byr00455さんみたいに分析力が欲しぃ~。^^
分析なんてとんでもない。
赤面してしまいます。
為替のスキャルピング・トレーダーって、とっても暇なんですよ。ただひたすら大きく動き出す瞬間を待って、朝から晩までモニターを睨みつけています。
脳ミソの活動があまりにも低下してしまうと老化が進行しそうなので、とりとめもなく色んなコトを妄想しながら過ごしてます。私が書く記事のほとんどは、そうした妄想のひとつに過ぎませんので・・・
「曲がり屋」っていますよね。私もその傾向があるかなぁ~
為替はともかく、株はほとんどの場合、新たな株式を取得すると長く含み損状態で過ごすことになりますね。
でも、「そんなもんなんじゃない!?」とあきらめていますw