さて日経平均は今日でちょうど75日線まで下がり、拙者下値予想第一段階で下げ止まった形。今宵の紐育次第ながら、来週月曜は一旦反発の可能性もござりましょう。ただ、気をつけねばならぬのは、紐育ダウが弗8,300を上抜けぬと下げ三法となり、月曜の晩にダウが更なる大きな下落になる恐れもあるかと思っておりまする。
拙者は暫し手出しせず。騰落レシオがやっと90台に下がってきたので、買いはもう少し辛抱したいと存じまする。
皆さま、今週もお疲れさまでござりました。来週も厳しき相場かもしれませぬが、無理せず望まれますように。この週末は嫌なことは忘れて、ごゆるりと過ごされますよう願っておりまする（＾＾）/
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[日経平均7/10(金)の指標]
・株価：￥9,287.28（-3.78）
・25日移動平均線：￥9,769.04（乖離率：-4.9％）
・騰落レシオ：96.60
・RSI：32.5
・サイコロジカル：3勝9敗
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[明日は何の日 7/11(土)]
・真珠記念日
・世界人口デー
・YS-11記念日
・セブン・イレブンの日
・誕生日：徳川光圀（ははっ…）、ジョルジオ・アルマーニ、木の実ナナ、沢田雅美、斉藤洋介、藤井フミヤ、アーネスト・ホースト、葉月里緒菜、鈴江奈々、ほか（生年順・敬称略）
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1962年の7月11日は、戦後初、国内開発・国産の民間旅客機、YS-11が完成した日。製造した会社は日本航空機製造という半官半民企業。通産省（当時）が主導で、三菱重工、川崎重工、新明和工業、日本飛行機、昭和飛行機による合弁でござりました。
わがの航空機産業は第二次大戦までは花形産業だったものの、戦後GHQの政策によって航空機の製造を10余年禁止され、この日本航空機製造のＪＶにて難産の末に復活を遂げたわけでござる。
当時拙者はまだ幼少だったものの、やはり同機は花形機で大いに話題となっており、その後小学校に上がったばかりの頃、九州の親戚の家にYS-11にて興奮しながら向かった記憶がござりまする。
ただ、事業としては順風満帆とは行かず、赤字続きで同機は1971年12月に製造を中止し、その後2006年9月に国内線の現役を引退。今では自衛隊機、海上保安庁機として一部が残っているのみでござる。
わが国の航空機産業は、長らくボーイングを始めとする外国の大手企業に主翼等、部分供給するのみでござりましたが、昨2008年、当時YS-11の機体を製造していた三菱重工業が、YS-11以来の国産機となるMRJの事業化を決定したという報がござりました。
これで同社の株が上がるわけはなく、むしろ会社の業績だけを垣間見ればマイナス要因なのでござりましょうが、それでもこういった一見無茶なような、それでも大空に架ける夢に挑戦するような会社は、なんだか理屈抜きに応援したくなってしまうものでござる（＾＾）
