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【カシオ計算機】TIW業績予想を微修正。通期計画は…

TIW業績予想を微修正。通期計画はDSC新製品の売行き次第との見方に変化なし

現在の株価は、指標面から割安感は見られない。DSC(デジタルスティルカメラ)の収益改善やデバイスの見直し策の進展等が短期的な注目ポイント。中期的には、営業利益率を7%程度にまで回復する道筋が見えてくるかどうかが、株価の本格上昇を決める試金石となるとTIWでは考えている。

同社への直近の取材等を踏まえて、TIW業績予想を若干見直した。今期の営業利益計画は前期比約110億円増の150億円。会社側はDSCの営業損益で 120億円改善を見込んでいる。高収益かつ安定事業である電卓や電子辞書はマクロ経済の影響を受けにくい上、同社のポジションは強固で引続き収益の下支えが期待できる。時計も大きな下振れリスクは小さいと考えられ、今期計画達成はDSC新製品の正否次第といっても過言ではないだろう。

今期会社側のDSC販売台数は前期比23%増の700万台の計画。新製品のヒットをある程度織り込んだ強気の計画といえる。現在、高速連写など新ジャンルの認知度の浸透はやや遅れている印象。市場で受け入れられるかは蓋を開けてみないとわからない性質のものであると同時に、市場環境や競合状況などにも左右されやすいといえる。TIWでは今期販売台数で50万台前後、金額では1割強の計画未達を想定。

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コンテンツ提供元 : 株式会社TIW http://www.tiw.jp/
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