1Qは会社計画に沿った進捗。ALPの開発も遅れはない模様
ALP(ACCESS Linux Platform)による収益拡大期待は強く、中長期的に見て株価は底値圏との見方に変わりはない。ただし、株価の推移としては、NTTドコモ(9437)からの受託開発が完工しALPのロイヤルティ収入が発生するまではリスクが高いと言え、当該時期と予想される今年末頃までは横ばいの推移を辿ることが予想される。
10/1期1Q(2-4月)は売上高28億円(前年同期比34.5%減)、営業損失19億円(前年同期は11億円の赤字)という業績であった。減収赤字幅拡大という格好だが会社計画に沿った進捗である。
6月11日、NTTドコモとALPの受託開発について契約が締結された。開発の進捗に遅れはない模様である。ただし、10/1期の会社計画が達成されるか、11/1期より収益拡大局面へ入るかはこの開発が下期に終了して収益へ計上されるか次第であり、それまではリスクの高い状況が続くと言える。
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