TIW藤根 靖晃さんのブログ
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【プレミア投資法人】オフィスの稼働率悪化により分配金は…
オフィスの稼働率悪化により分配金は弱含みの見込みだが、バリュエーションからみて割安感がある
09/10 期(5-10月)と10/4期(11-4月)の会社予想の分配金28,080円をベースにした予想分配金利回りは8.61%。09/4期末の算定価格をベースにしたNAV(純資産価値)は1株当り632,739円。株価/NAV倍率は0.52倍。外部成長が当面見込めないにしても、スポンサーの信用力に特段の不安はなく、投資口価格は評価不足と考える。官民ファンド創設が具現化すれば、REITの投資口価格全般にプラス要因となろう。
09/4期(11-4月)の1口当り分配金は16,312円と計画を188円下回った。オフィスの稼働率は想定をやや上振れたが、レジデンスの稼働率が高額物件を中心に想定よりも悪化したことによる。2月頃からオフィスのテナントからの解約予告が増加しており、埋め戻しにも時間を要するようになっていることから09/10期、10/4期の分配金は減少基調が続く見通し。
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