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個人投資家が相場を支えてる?東京市場・・・

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☆今日の相場概況☆
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昨晩のNY市場は、まちまち。

ダウとS&Pは小幅下落、ナスダックは、上昇となりました。

朝方発表の5月の消費者物価指数が市場予想を下回ったことから、

利上げ懸念が減少。

金融大手の公的資金の返済、オバマ大統領の金融規制改革案の

発表などが、すでに既知のこととはいえ、相場を保たせましたが、

S&Pが、米銀行18行の格付けを引き下げたことが重しとなり、

金融株が下落した為、まちまちの展開となりました。

これを受けての、日本市場ですが、CME日経平均先物は、

9800円 (ドル建) 9725円(円建)で帰ってきていましたので、

ドル建て近辺の9780円寄り付きとなりました。

先週の流れでは、こういう安寄りの局面から、値を戻してくるのが常でしたが、

今週に入ってからの流れは変わっており、

寄付き後、ダラダラと値を消していく展開となります。

9670円まで売られて、いつものように、ここからは小反発。

一度、9700円を超え、9720円をつけますが、ここまで。

前引けは、9670円と安値引けとなりました。

昨日、物色された、現物の環境関連銘柄も朝高後に値を消していくも

のが多くなった為、昨日のように指数が引っ張られるということも

ありませんでした。

もちろん、円高にふれている為替とも、相乗効果ですね。

後場になると、アジア市場の軟調さを受けて、9660円と若干

ギャップダウンでのスタート。その後は9660円と9680円の間で

一進一退の動きが続きます。

引け際には、ショートカバーと思われる、買いが入り9740円まで戻し、

大引けは9730円となりました。

9660円から、9740円までと結構、大きなショートカバーとなりました。

25日線が鎮座する、9610円まではいかせないぞと、

9650円から下にズラリと厚い買い板が見られ、

前回10000円を越えた時とは逆の形となっていました。



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★個別銘柄の動向★
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個別銘柄は、総じて軟調な展開。

朝方こそは、昨日の流れを受けて、環境関連銘柄が買われましたが、

次第に値を消し、上髭や、陰線引けとなるものが多くなりました。

GSユアサが、上場来高値更新後に、利益確定の売りに押されて

-48円と売られました。

それでも、古河電池、アルバック、FDKなどは後場には持ち直して、

プラス圏で取引を終えています。

主力銘柄は、相変わらず軟調な展開。

トヨタ、ホンダ、ニッサンなどの自動車株、

ソニー、パナソニック、キャノンなどの弱電、

三菱電機、日立、東芝も売り物に押されています。

鉄鋼、非鉄も今日は、利益確定売りに押されて、

新日鉄、住金、JEFHD、大平洋金属、住友金属鉱山、大阪チタニウムなど

大きくマイナスとなっています。

商社株もごたぶんにもれず、冴えない展開。

伊藤忠、丸紅、三井物産、三菱商事、住友商事などの大手から、

中堅まで、満遍なく売られ。

ここのところ値を飛ばしてきた証券株も、野村HD、みずほ証券、

岩井証券など、マイナス圏に沈んでいます。

それでも、明電舎、フジクラ、昭和電工、など環境関連銘柄は、

プラス圏で推移するものが散見されますので、まだまだ、この辺りへの

物色は継続されるのかもしれません。

クレハなど上昇の鈍かった銘柄も、電池関連として、

本日大きく値を飛ばしました。

その他、目だったところでは、本日も短期資金による低位株物色の

流れは変わらず、兼日農、津田駒、田崎真珠が値を飛ばし

ランキング上位に鎮座。

昨日に続いて飯田産業なども買われています。


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♪♪明日以降の考え方♪♪
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しっかり続落となった本日です。

それでも終盤には、おおきな買戻しがあり、まだまだ買い意欲も健在

しているといったところでしょうか。

25日線手前で戻ってきた形ですが、ここのところ、

個人投資家の買いが相場を支えている状況のようです。

ということで、引き続き、状況的に、まずは調整の入り口という、

判断は継続でいきたいと思います。

買戻しをこなしながらということになるのでしょうから、

テーマ銘柄には、短期勝負で上手く乗りながら、進んでいきましょうか。


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