為替にらんで調整

[映画ずきのしんちゃんさん]

１６日の日経平均は9752.88(-286.79)転換線9912うを割り込んだ。基準線9584をめぐる攻防となっており、さらに下げると調整局面に入りそうだ。

ダウは8504.67(-107.46)転換線を大きく割って基準線8549も割り込んで目先調整局面。ただし週足はまだ転換線8334の上であるので基調はまだ上昇。

ドル円は96.44。一気に転換線97.37、雲の下限97.09を割り込んで基準線96.36近辺まで円高が進んだ。週足も雲の下限96.86を下抜け、転換線96.72も割り、基準線94.79をめざす動き。現在は日足ボリンジャーのＴＰ96.26の近辺にある。これ以上円高が進んで、日足、週足の基準線を下に抜けてくるｔ、円高トレンドへ基調が転換する危険がでてきた。

アメリカの住宅着工は予想よりよかったが、鉱工業生産は悪いということで、アメリカの景気回復への期待がはげてきたようた。景況感の後退を背景に、米１０年もの国債は3.65と転換線3.74を割り込み金利が落ち着いてきている。ただまだ上昇基調自体は崩れていない。日米金利差の縮小によって、為替は円高に動き、東京市場はおおきく下げてきた。