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ダウ反落、金利上昇懸念

15日の日経平均は10039.67(-96.15)と下落。まだ転換線9912.63までも下げていないし、ボリンジャーもプラス2シグマ近辺であって上昇の基調は保たれている。週足も雲の中ではあるが、ボリンジャーはプラス2シグマにあり、上昇基調は変わっていない。だが、週足RCIはやや天井を打って下げ始めている。

ダウは8612.13(-187.13)こちらは高値をどうしてもぬけれれないまま、転換線8738を割り込んで、基準線8549をうかがうような大きな下げとなっている。ボリンジャーのプラスσも維持できずに下げてきていて、頭が重くなっている。週足では雲に突入できていないが、転換線8334の上を維持しているので、まだ基調転換とまではいえないが、週足ボリンジャーは横ばいになっており、上値が抑えられた形になってきている。

ドル円は97.82。転換線97.11の上、雲の上限98.06のすぐしたにあり、雲をドル高に抜けそうで抜けない。週足は雲の中。転換線96.72の上でドル高方向を保っているが、週足ボリンジャーはほぼ平行。方向感が乏しい。

米国債10年物は3.79%あたりと、4%を天井にさげて目先さげてきているが、ボリンジャーはまだプラスシグマにあり、週足のボリンジャーは急速に広がっており、まだ長期金利の上昇がとまったとはいえない。もしこの原因が、財政赤字の拡大と国債の大量発行にあるとすれば、簡単に金利上昇のトレンドはとまらないと思われるし、長期金利の上昇が、住宅市場などに悪影響を及ぼすことは避けられない。まだ雇用の数字などが悪い中で、景気の回復を冷やす懸念がある以上、ダウの頭が重くなっているのは当然だろう。為替は、日米金利差を背景に、これまでドル高に動いてきていたが、長期金利の上昇がアメリカ経済の回復を遅くするようならば、一方的にドル高に動くのもおかしいので、為替も様子見になっているとも考えられる。ダウが本当に弱くなってくれば、東京だけがダウとデカップリングで突き進むことはできないだろう。当面はアメリカの長期金利の上昇がとまってくるかどうかが注目になりそうだ。
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