金曜日の東京マーケットは、前日の米国株式市場が、週間失業保険申請件数が市場予想を下回り上昇したことが好感され、買いが先行して寄り付いた。その後は、心理的節目の10000円を超えたことから利益確定の売りが入ったが、これといった材料に乏しいことから高値圏でもみ合う展開となった。
後場に入ると、中国の5月の工業生産高が好調だったことで中国景気の回復期待から、日経平均の上げ幅は一時180円を超える場面も見られたが、大引けにかけて利益確定の売りに押されたが、終値で8ヶ月ぶりに10000円台を回復して取引を終えた。
業種別TOPIXでは、証券、小売、その他金融が上昇した一方、鉱業、精密機器、ゴム製品が下げた。個別では、CSKホールディングス、長谷工コーポレーション、ヤフーが高い。半面、トウペ、オリンパス、カプコンが下げた。
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