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金利上昇でNYダウ頭重く。

10日の日経平均は9991.49(204.67)。転換線、基準線の上。ボリンジャーもプラス2シグマを回復。週足は転換線、基準線の上であるが、雲の中であり、週足ボリンジャーのバンドは狭まっていて、そろそろ息切れしそうであるが、予想以上に強く、10000円を目前にするところまできている。月足が転換線をこえてきており、長期は反発上昇機運になっていて、それに支えられている形だ。ダウよりも強いが、ダウのほうは、長期金利の上昇を気にしているようだが、東京のほうは、むしろ金利差拡大によるドル高円安の可能性を好感しているのかもしれない。

ダウは8739.02(-24.04)。こちらはかなり頭が重くなっている。転換線、基準線の上でボリンジャーはなおプラスシグマを保っているが、6月5日の高値8839を抜けられてない。週足は、転換線、基準線の上ではあるが、雲の下限には届いておらず、週足ボリンジャーのバンドは狭まっており、RCIも天井をつけていて、勢いが弱い。ベージュブックの内容が弱かったということで、利上げが遠いのでは、ということで、なんとか根を保ったが、金利上昇を気にして頭が重いようだ。

ドル円は98.16。雲の上限で頭を抑えられていたが、98.11の上限を突破。はっきりしたドル高トレンドとはなっていないが、週足も雲の下限97.63を破って雲の中に突入。週足ボリンジャーもTPをドル高に抜けてきているので、どうも当面ドル高にふれる可能性が高くなっており。

アメリカの長期金利は依然上昇しており、ダウの頭をおさえている。米国債10年ものは一時4%をつけてきており、日足のボリンジャーは急速に外に拡大していて、プラス2シグマ近辺でまだ上昇している。これが続くとすれば、ダウのほうは、腰折れしてくる可能性が高くなってくる。東京のほうは、為替のほうを好感し、NY離れしているようににみえるが、NYが腰折れしてくれば、東京も
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