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通常なら“弱気”に転換するところだが、、、

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●【本日のニュース】/東証1部の騰落レシオ、約2年9カ月ぶり高水準
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8日の東京株式市場で東証1部の騰落レシオ(25日移動平均、QUICK算出)が前週末比11.70ポイント高い138.62%まで上昇し、今年最高の水準を付けた。2006年8月23日(141.64%)以来、約2年9カ月ぶりの高水準となる。


(09/06/09日本経済新聞朝刊15面より一部抜粋)


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【ニュースの深層】通常なら“弱気”に転換するところだが、、、
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■いつもメールマガジンをお読みいただきありがとうございます。


経済アナリスト、木下晃伸です。



■騰落レシオは直近25営業日の値上がり銘柄数の合計を値下がり銘柄数の合計で割って算出する指数のこと。


一般に120%以上が相場の過熱を、70%前後が底値圏とされますが、私自身は130%を超えたタイミングでは投資家の楽観姿勢が強まっていることを理由に“逆張り”の目安として利用しています。


投資はゼロサムゲーム。みなが強気になっているということは、過熱相場が冷やされるタイミングが近づいているということ。いち早く逃げ出すために騰落レシオは非常に便利な指数と言えるでしょう。



■そう考えると、130%を超えたタイミングは“売り”のタイミングとなります。


つまり、現金化を考えなければならない、ということ。


しかし、私は騰落レシオはあくまでも“通常”状態でこそ活用すべきと考えています。むしろ、現在のような“異常”状態では、参考にはなりますが、投資姿勢を転換させるほどのパワーを持たないと考えています。


なぜ、そう考えるのか。


それは、現在はモラトリアム相場だから。


金融機関への巨額の資本注入だけでなく、GM、クライスラーと言った民間企業にまで政府の保証がついています。


破綻した企業が、即座に兆円単位の資金を手に入れることができる、というのは、異常事態、つまりモラトリアム(支払い猶予)に他なりません。


マネーが異常事態の中で蠢いているのであれば、騰落レシオという目先の動きを見るのではなく、将来の株式市場の景色から逆算して現在を考えるべき。


日本でも2004年の金融危機からの回復時期には騰落レシオが130%を超えても株価は力強く推移していましたし、さらに直近では130%超えを達成した4月にも、結果として下落すること無く、むしろその後の株高の地ならしというタイミングになりました。


今回も同様のケースとなると考えられます。いま、弱気になる必要はない、というのが私の意見です。


(文責:木下晃伸 きのしたてるのぶ)

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