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【東芝】10/3期は想定通り強気の会社計画。資本増強策も…

10/3期は想定通り強気の会社計画。資本増強策も正式に発表された

09/3期業績は、売上6兆6,545億円(前の期比13%減)、営業損失2,501億円(前の期は2,463億円の黒字)となり、4月17日の修正値付近で着地。 5,000億円規模(3,000億円強の普通株発行と1,700〜1,800億円の劣後債発行)の資本増強策も正式に発表したが、事前の新聞報道に沿った内容。ただ、構造改革が早期に効果を上げなければ財務懸念が再浮上するのは必至で、同社にとって予断を許さない状況が続くとの見方は不変。財務リスクは一歩後退しても抜本的な解決とはならず、今期の下振れリスクに今後株式市場の焦点は移るとみられ、強気に転じるのは時期尚早と考える。

予想されてはいたものの、同社は10/3期業績について2%増収、営業損益は3,500億円超の大幅改善の計画を提示したが、TIWでは楽観的と判断。社会インフラでは電力分野で受注の確定した案件の寄与があることやHDDなど事業買収の影響等を加味しても増収計画は強気の印象。固定費を前期比3,000 億円以上削減(半導体では約1,000億円)する効果はあるにせよ、マイナス要因を吸収し3,500億円超の損益改善はハードルが高い。半導体は通期で 500億円の営業赤字計画で、この殆どが上期の赤字を想定。足元のNANDフラッシュの価格反発は減産効果とApple社向け需要等が支えているとみられ、通期での価格の持続性に疑問が残る構図に変わりはない。

リスク要因は、半導体の需給悪化、原子力事業に関するリスク、製品売価下落、財務リスク、その他には為替など。

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コンテンツ提供元 : 株式会社TIW http://www.tiw.jp/
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