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銘柄選びのツボ SBI証券セミナー報告

2009年4月18日に参加しましたCFDセミナーの後に突然参加することになったセミナーです。
でも、実際にセミナーを受けてみると・・・CFDセミナーよりもコッチの方が役に立った感じがありましたw


この日記で詳細を書けないのが残念なぐらいです。
本来は頂いた資料とセミナー中に書き留めたメモをすべて公開したいところですが、そうもいかないのが今の時勢です。

ただ、それではセミナー報告になりませんので、これぐらいは書いても良いだろうと思われる箇所をいくつか書き出してみました。


▼旬のテーマは続かない

「旬のテーマで銘柄を選ぶ」ことが果たして使えるのかどうかというお話がありました。

が、統計上はあまり使えないそうです。
セミナーでは1980年代の金鉱脈ブームや抗がん剤などの薬品相場を紹介していましたが、どちらもあまり長くは続かなかったそうです。

もちろん30年前の相場を今の相場にそのまま当てはめて良いかどうかは分かりませんが、長い目で見た場合には旬のテーマで銘柄を選ぶというのはあまり賢いやり方ではないそうです。
(ただ、短期的には相場が急上昇することもありますので、そのタイミングだけで売買するのは有効かもしれないとのことでした・・・)


▼ボックス相場が生まれる理由

ある一定の範囲内で相場が上下動を繰り返す相場をボックス相場と言います。
例えば去年の2008年10月末からの日経平均株価は7,000円から9,000円ぐらいの間を行ったり来たりしています。


※ブログにチャートを載せていますのでよかったらご参照下さい。
http://enkabu.seesaa.net/article/118105806.html?1240715828


このようなボックス相場は、相場に入ってくる資金が一定量で限られているから生まれるそうです。

市場にどんどんお金が流れ込んでくる時にはボックス相場にならずに右肩上がりになります。
逆に市場からお金が出て行く時には相場が右肩下がりに下落し続けます。

ところが市場に入ってくる資金量が一定の場合には、あるところまで買われるとそれ以上に買ってくれる人がいません。
なのである価格で頭打ちになります。

先ほどの日経平均株価の例では9,000円がその水準です。
9,000円になったらそれ以上は買ってくれる人がいないために、株価が頭打ちになっているそうです。


▼PERよりもPBR

ファンダメンタルズで買う場合、指標としてPERが重視されています。
が・・・実はPERは上下動が大きいので使いにくいというのがセミナー講師の方のお話でした。

PERは株価収益率と呼ばれる指標です。
株価を一株あたり利益で割って求めます。

ところが利益は上下動が大きくなります。
そのためPERも上下動が大きくなって指標としては読みづらくなります。

その一方、PBRは株価を一株あたり純資産で割って求めるので、あまり変動しません。
(純資産はそんなに大きく動くことがないので)

そのため指標としてはPBRの方が安定していて信頼性も高いのではないかということでした。


他にも推奨銘柄やボックス相場になっている銘柄などいくつか書きたいことがあるのですが・・・すべては書けませんw
なので気になる方は実際にセミナーに参加されることをオススメします。

ちなみにセミナーは無料でしたw

以上、参考になればと思います。


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