クライスラーがフィアットとの提携で落ち着くと思われていたのですが、交渉難航しているようです。
フィアット、労組のコスト削減合意なければクライスラーとの提携断念=報道
(ロイター)
http://jp.reuters.com/article/JPauto/idJPJAPAN-37510620090415
私の考えを書いておこうと思います。
ポイントは、従業員が自らの生活水準を下げることができるかどうか?と思います。
従業員の賃金を下げなければ、提携しないとするフィアット側に対して、クライスラー労組は、頑なに拒否している。
なんで、会社が潰れるかもしれないのに、賃金が下がることを拒否しているのか?
それは、今までの収入を基本としたリボ払いでの毎月の決済が払えなくなるからじゃないのかなぁ?と想像してます。
ここで従業員を消費者として捉えてみると、アメリカ政府は減税措置をとっていますが、消費者物価指数を確認しても、まだ、効果が出てないように見えます。
BUREAU OF LABOR STATISTICS
(BUREAU OF DEPARTMENT OF LABOR)
http://www.bls.gov/cpi/
まぁ、失業率が上昇しているのに減税しても、すぐに消費につながるとは思えないのですが・・・。
失業への懸念については、以下の記事でも懸念されていました。
住宅ローン返済遅延理由、大きいのは高金利よりも失業=米ボストン地区連銀リポート
(ロイター)
http://jp.reuters.com/article/domesticFunds/idJPnTK835472420090413
では、雇用についてのデータを確認すると・・・。
Unemployment rate
(The NewYork Times)
http://www.nytimes.com/interactive/2009/03/03/us/20090303_LEONHARDT.html
上記の図表の見方は、以下のブログで簡単に解説されています。
20%超えの地域も! アメリカの失業率現況を図で見てみる
(Garbagenews.com)
http://www.garbagenews.net/archives/393347.html
また、今後の雇用予測(Moody's Economy)については、次の図表でまとめられています。
U.S. employment growing in 2010-2012
(USA Today)
http://www.usatoday.com/money/economy/2009-02-06-new-jobs-growth-graphic_N.htm
この図表の見方は、以下のブログで簡単に解説されています。
2010年には回復……!? アメリカの雇用状況予想をチェックしてみる
(Garbagenews.com)
http://www.garbagenews.net/archives/416059.html
クライスラー労組は、クライスラーという会社がなくなっても、現在の生活が失われないと思っているのか?
それとも、何か違う仕組みがあって、現在の生活を失うことがないから賃下げを拒否し続けているのか?
はたまた、現在の生活を失ってしまっても構わないとする「何か(別のの収入源?)」があるのか?
まだまだ、自分には想像できない部分がありますが、これからも勉強していこうと思います。
(`・ω・´)
3件のコメントがあります
1~3件 / 全3件
色々とシナリオを想像して、
先を読むのは楽しいですね^^
ひょっとしたら、
人間の心理は複雑なので、
上のシナリオが複合したケースもあるかもしれないです。
時として、
矛盾した心を抱えて行動していることも。
だからこそ、人は精神を病むのですね^^;
先を読むのは楽しいですね^^
ひょっとしたら、
人間の心理は複雑なので、
上のシナリオが複合したケースもあるかもしれないです。
時として、
矛盾した心を抱えて行動していることも。
だからこそ、人は精神を病むのですね^^;
元祖SHINSHINさん、コメントありがとうございます。
3つのご意見を寄せて下さって、それぞれ考えてみました。
①潰せるわけがない
悲しいことに労組の方達は勘違いしているってパターンですよね。
この場合で交渉進むと、潰れるしかない(?)
もし、クライスラーが破たんとなると、資金枯渇する5月にGMの破たんもありそうだし、連続で自動車会社の大規模破たんニュースが流れるということになりますね。
その結果、日本の自動車関連銘柄・・・。
(´;ω;`)ウッ
強豪相手がいなくなるとどうなるか?
鉄鋼業に代表される部品関連の業績にも影響が出るし、特許を買いあさるチャンスにも恵まれるし、色々想定しておかなければ・・・。
②道連れ
一部の人は考えるかもしれませんが、あり得ないかと。
(^^;)
③全力で売り仕掛け
労組の人たちが、自社株を全力売りですか。
/(^o^)\
これは想定できませんでした。
困ったもんですね。
3つのご意見を寄せて下さって、それぞれ考えてみました。
①潰せるわけがない
悲しいことに労組の方達は勘違いしているってパターンですよね。
この場合で交渉進むと、潰れるしかない(?)
もし、クライスラーが破たんとなると、資金枯渇する5月にGMの破たんもありそうだし、連続で自動車会社の大規模破たんニュースが流れるということになりますね。
その結果、日本の自動車関連銘柄・・・。
(´;ω;`)ウッ
強豪相手がいなくなるとどうなるか?
鉄鋼業に代表される部品関連の業績にも影響が出るし、特許を買いあさるチャンスにも恵まれるし、色々想定しておかなければ・・・。
②道連れ
一部の人は考えるかもしれませんが、あり得ないかと。
(^^;)
③全力で売り仕掛け
労組の人たちが、自社株を全力売りですか。
/(^o^)\
これは想定できませんでした。
困ったもんですね。
潰せるわけがないと、タカをくくっているのでは。
または、
「死ぬ時は、全部道連れにしてやりゃぁ」
などというテロっぽい動機もあったりして。
或いは、
自社株に全力で、売り仕掛けしているかもしれない^^;
または、
「死ぬ時は、全部道連れにしてやりゃぁ」
などというテロっぽい動機もあったりして。
或いは、
自社株に全力で、売り仕掛けしているかもしれない^^;