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シャープの設備売却が頓挫?
『パネルメーカー SVA が倒産の危機、シャープとの提携は振り出しへ』(japan.internet.comより)
業界では中国のパネルメーカー SVA(上広電)が倒産の危機に瀕していると伝えられている。SVA は第5世代工場を持つのみで生産量は限られているが、仮に同社が倒産に陥るような事態に成った場合には中小型パネルの供給逼迫と価格上昇を招く恐れがある。
SVA 向けサプライヤーにはドライバ IC の Himax Technologies(奇景)、カラーフィルターの Sintek(和シン)、バックライトモジュールの Coretronic(中光電)、K-bridge(科橋)などが名前を連ねているが、この内 Coretronic の売り掛け未回収金はすでに2億 NT ドル(約6億円)に達しているという。
現状、SVA 生産量が占めるパネル市場シェアはわずか1~2%に過ぎず、生産量は10万~20万枚で世界のパネル需給に対する影響は少ない。しかし同社が第5世代工場を停止する事態になれば、下流のメーカーは購入先を一斉に台湾企業に求める可能性が非常に高いと見られている。
今年2月、シャープが第6世代工場設備を SVA に売却する話が進行中との報道が日本で流されたが、同案件はすでに完全に振り出しに戻ったと見られている。(略)
パネル工場の合弁会社設立延期、設備売却による資金確保の
計画頓挫。
厳しさは増すばかり?
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