木下 晃伸さんのブログ
ブログ
【投資脳のつくり方】2009年の事業は堅調なスタート
────────────────────────────────────
【本日のニュース】/「2009年の事業は堅調なスタート」
────────────────────────────────────
英銀大手バークレイズが急伸。5営業日続伸し、前週末比0.89ドル(20.1%)
高の5.31ドルで通常取引を終えた。16日朝方に「2009年の事業は堅調なスタ
ートを切った」と発表したことが、買い手掛かりとなった。上場投資信託
(ETF)事業の売却を交渉していると報じられ、売却資金で財務立て直し
が進むとの見方が出たことも株価を押し上げたようだ。
(2009/3/17日経速報ニュースより一部抜粋)
(↓)株価はこちらから
※Barclays PLC (ADR) (Public, NYSE:BCS)
http://www.google.com/finance?q=NYSE%3ABCS
────────────────────────────────────
■いつもメールマガジンをお読みいただきありがとうございます。
経済アナリスト、木下晃伸(きのした・てるのぶ)です。
■昨日の米NYダウは横ばいでの推移となりました。
しかし、中身を見ると、シティは3割の上昇、バンカメも7%高、と苦境に立た
されている金融機関の株価は上昇しています。
※Bank of America Corporation (Public, NYSE:BAC)
http://www.google.com/finance?q=NYSE%3ABAC
※Citigroup Inc. (Public, NYSE:C)
http://www.google.com/finance?q=NYSE%3AC
■ここしばらく金融株の上昇が、全体相場を牽引してきましたが、昨日こそ
一服感がありましたが、その流れは継続していくものと思われます。
少し前まで、悲観一色に染まっていた株式市場に、一筋の光明が差し込み始
めたことは素直に好感したいところです。
■ただし、ほんの少し前までは、「日経平均株価7000円割れか?」という論
調だったことを考えると、株式投資のタイミング、というものをどう捉える
か、というのは大変重要な意味を持っています。
例えば、連載している「マネーのまぐまぐ」からこんなお題をいただいたの
は、ほんの先々週、3月初旬のことです。
*******************
日経平均株価は7000円を割れるか?
(↓)そのときの「イエスノー世論」
http://yoron.mag2.com/politics_and_economy/topic/show/226
*******************
■私の意見は以下でした。
*******************
北米の金融不安、さらなる景気後退懸念より、割り込むことはありえます。
しかし悲観的になる必要はありません。1)フォードによる全米自動車労
組との協議に進展がみられた、2)シティグループ株価がゼロになるリス
クが薄れた、などは将来的な株高への布石と考えられます。短期的には右
往左往する展開もあり得ますが、チャンスと考えたいところです。
*******************
■私はこの時点で、すでに「株価上昇」の可能性を考え、プレミアムメー
ルマガジン「木下晃伸をファンドマネジャーに雇いませんか?」等々では、
現金比率を引き下げて株式に投資をしていくことを提案していました。
株式投資を行っていると、ボトムで投資をしたくなる気持ちはたしかに
分かります。
しかし、今は、目先の数%程度の下落リスクにおびえることよりも、これ
から2割、3割、場合によっては、2倍、3倍の上昇の可能性を捨てることの
ほうが怖い、と私は考えているのです。
株式投資は、将来をどう見据え、どう仮説を組み立てて行くか、という点
が非常に重要。
私は、このタイミングは、悲観の心を脱ぎ捨て、少しずつでも積極姿勢を
持つことが重要なのではないか、と考えています。
(文責:木下晃伸 きのしたてるのぶ)
-
関連銘柄:
Citi(8710) BAC(8648) -
タグ:
■11日(水)より告知をしてまいりました【緊急特別レポート(無料版)】合計約3500名の方からお申し込みいただきました。
悲観一色に染まる中で、少しだけ差し込み始めた光明をチャンスに変え、2割、3割というリターンのみならず、場合によっては、2倍、3倍のリターンすら見込める可能性が高まっているということに、気づき始めた投資家が存在している、ということかもしれません。
一方で、悲観に染まりながらも、何かヒントはないか、という思いでご登録いただいた方もいらっしゃることでしょう。
今回、私なりの仮説を、私なりの視点でお届けするわけですが、ぜひ今回のセミナーをたたき台にしていただき、みなさんの発想を広げるお手伝いができればと考えています
マネー講座にてサマリーを掲載予定ですが
早くみたい!という方はこちらよりお申し込みください。
よろしくお願い致します。
■お申し込みはコチラ!!
https://www.mshonin.com/form/?id=218312435