映画ずきのしんちゃんさんのブログ
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NY様子見
3月3日の日経平均は、7229.72(-50.43)と、大きく下げてから切りかえした。前日のダウの大きな下げから見ると、よく値を保ったともいえる。日足の転換線をおおきく割っており、目先弱い基調はかわらないが、週足のRCIは底に到達しつつあり、そろそろ下げは終わりに近づきつつあるとも期待したいところだ。
NYダウは、6726.02(-37.27) 。金融安定化の決定打がでないということで、反発が弱い印象である。ただ日足のRCIは底に達しっており、週足のRCIも底。まだ下げ止まる印象はないが、下げが一服する可能性はありそうだ。
ドル円はしかし98.17とドルは意外に堅調。日足の基準線、遅行線が雲の上限にぶつかってとまっているところ。週足でも基準線にぶつかっているところだが、まだ下げに反転していない。週足MACD、RCIはまだ上昇しており、ドル高の方向はまだ変わっていないように思われる。
シテイを公的管理におくことで、主要金融機関は破綻させないという政権の立場は明確になったはずなのだが、市場は評価せず。不良債権の総額が明確になっていないため、安定化資金の枯渇が懸念されているのであろうか。それにしてはドルは堅調。日本の政局の混乱と政策対応がアメリカ以上に評価を低くしているとみるべきであろう。金融機関の査定が終わるまでは、アメリカはしんどい動きを続けそうだが、これが下げの最終局面という声も聞かれており、底打ちのサインがあらわれるかどうかを見逃さないようにしたい。
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