NY底抜け

[映画ずきのしんちゃんさん]

1９日の日経平均は７５５７．６５（＋２３．２１）と小幅の上昇。 後場は殆ど動きがない。ＮＹまちという格好だ。日足ＲＣＩはまだ下げ余地があるし、週足のＲＣＩも下降中なので、まだ目先下げる可能性があるが、週足のＭＡＣＤはマイナス圏ながら上昇しており、底抜けは回避できるのではないかと淡い期待をもちたいのだが、ＮＹにひきずられそうだ。

19日のダウは７４６５．９５（－８９．６８）と最安値更新。残念ながら底を抜けてしまった。週足はＲＣＩが底に達しており、このあたりが底ではないかと期待したたいところだが、日足ＲＣＩはまだ下げており、もう少し下があるかもしれない。ただし週足ＭＡＣＤはなお上昇しており、大きく下げる気はしないのだが。

ドル円は９４．２７で、日足は９３．５５の雲の上限を抜けてきており、ＭＡＣＤもプラス圏を上昇中。ＲＣＩはそろそろ天井なので一服があるかもしれないが、週足も転換線を超え、ＭＡＣＤもシグナルを抜けて上昇、ＲＣＩも上昇しており、なおトレンドは上向きであり、ドルがなおしばらく強いのではなかろうか。

アメリカの景気先行指数には明るさが見えてきたようだが、製造業指数はなお最悪で、ダウは底がぬけそうだ。もっとも円安のおかげで、日本はすこしましだが、これも、日本のＧＤＰや政治の混乱を反映しているもので、喜んで買い進める状況ではなさそうだ。ここから３月末までが我慢のしどころという気がするが、中期指標に多少反転のきざしがあるのをよすがにふんばりたいと思う。