NGTNさんのブログ
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今日の相場 -2/12-
▽ 2/10 ダウ:7,888.88(-381.99) ナスダック総合指数:1,524.73(-66.83) S&P500:827.16(-42.73)
2/11 ダウ:7,939.53(+50.65) ナスダック総合指数:1,530.50(+5.77) S&P500:833.74(+6.58)
火曜日の米株は、発表された金融安定化策が具体性を欠くものだったことから大幅安。水曜日は小幅反発。景気対策法案が成立に向けて前進という以外は特に目立ったニュースはありませんでしたが、まあ自律反発でしょう。
・クレディ・スイスの10-12月期:60.2億スイス・フランの赤字
http://www.bloomberg.co.jp/apps/news?pid=90003017&sid=a1PHWmSkNLuw
・RIMM Ups Q4 Sub Forecast, But Cuts EPS View; Stock Off
http://blogs.barrons.com/techtraderdaily/2009/02/11/rimm-ups-q4-sub-forecast-but-cuts-eps-view-stock-off/
EPSが予想レンジの下限になりそう、ということでリサーチインモーション株は大きく売られました。
・中国の米ブラックストーン投資に絡む大幅損失、米国債の好材料に
http://www.bloomberg.co.jp/apps/news?pid=90003001&sid=aSlqCg8mlFxc
米国債買いは、貿易黒字を稼がせてもらうための上納金みたいなものです。日本も同じ。
・China to stick with US bonds
http://www.ft.com/cms/s/0/ba857be6-f88f-11dd-aae8-000077b07658.html
「中国銀行業監督管理委員会のLuo Ping氏は、ニューヨークでの講演の中で、中国は米国債の買い入れを継続すると表明。中国はドル下落を承知しているものの、現在の世界情勢下では米国債が唯一の選択肢と説明。」←日本語のニュースだとこんな風に書かれていますが、ニュアンスはだいぶ違うわけで・・・。以下、FTの記事から抜粋。
“Except for US Treasuries, what can you hold?” he asked. “Gold? You don’t hold Japanese government bonds or UK bonds. US Treasuries are the safe haven. For everyone, including China, it is the only option.”
Mr Luo, whose English tends toward the colloquial, added: “We hate you guys. Once you start issuing $1 trillion-$2 trillion . . .we know the dollar is going to depreciate, so we hate you guys but there is nothing much we can do.”
「あほみたいに国債発行するんだろ・・・ドルが下がるのもわかってるよ・・・でも他に選択肢がないんだよ。お前らなんか嫌いだ、ファーーーッック!」って感じですかね。(一部誇張あり)
・金は5000ドルに上昇へ、政府の資金供給拡大で-ゴールドコープ創業者
http://www.bloomberg.co.jp/apps/news?pid=90003009&sid=aLl_oqve7pi4
すごい予想が出ました。こういう極端なのが出てくると相場が反転する傾向がありますが・・・。
ゴールドが上昇する理由づけとしては、通貨減価、金本位制の復活、現在の通貨制度がぶっ壊れる、などが考えられますが、それぞれに対してゴールドを買わないという側からの視点を書いてみます。
・欧米の通貨が減価
⇒日本円で生活している人は、日本円をキャッシュで持っていれば良いのでは。大量の通貨供給をしているのは、今のところドルとポンド。ユーロもそれなりにやってる。通貨の大量供給による減価が起きるのなら、円に対してそれらの通貨が下落する可能性が高いので、日本円を現金で持っていれば良いと思います。ドル建ての金価格が上昇しても円建てで上がるかはわからない。というか、この通貨減価への期待買いがゴールドには既に相当入っているので、ドル建てでも大して上昇しない可能性がある。中長期投資だったら、多くのプレイヤーの期待買いが入っているものには手を出さない方が良い。
・世界中の通貨が同時に減価
⇒世界同時ジンバブエ、みたいなことはあり得るのかな。そうなったら日本円をキャッシュで持ってても実質的に損をしてしまいますが。財政赤字の拡大&マネタリーベースの増大は、即インフレに結びつくものなのだろうか・・・?どうなるのか興味深いです。
・金本位制
⇒非現実的。今の経済規模を支えるのは無理
・現在の通貨制度がぶっ壊れる
⇒一瞬ゴールドは上がるかもしれないけど、その後は世界経済全体が壮絶な不況&デフレになるだろうから、金価格も暴落すると思う。実需の面ではインドなどの宝飾品用途が多いので、そんなもん買っている余裕はなくなるでしょう。
▽ 日経平均:7,705.36(-240.58) TOPIX:760.29(-17.81)
米株安と円高進行を受けて日経平均は続落。午前10時までは上に戻ろうとする動きもありましたが、ショートカバーが一巡したのかその後はズルズルと下がる弱い動きでした。業種別では、陸運、小売、電力などディフェンシブが下げ渋りましたが、金融株や景気敏感株は大きく下げました。
金価格の上昇が理由だと思うのですが、住友金属鉱山、松田産業が強い動きでした。日本株に純粋な金鉱株はないですが、ある程度はゴールドに関わっているということでこの2銘柄は買われているのでしょう。(画像2の上の2つは海外の金鉱株です)
2/11 ダウ:7,939.53(+50.65) ナスダック総合指数:1,530.50(+5.77) S&P500:833.74(+6.58)
火曜日の米株は、発表された金融安定化策が具体性を欠くものだったことから大幅安。水曜日は小幅反発。景気対策法案が成立に向けて前進という以外は特に目立ったニュースはありませんでしたが、まあ自律反発でしょう。
・クレディ・スイスの10-12月期:60.2億スイス・フランの赤字
http://www.bloomberg.co.jp/apps/news?pid=90003017&sid=a1PHWmSkNLuw
・RIMM Ups Q4 Sub Forecast, But Cuts EPS View; Stock Off
http://blogs.barrons.com/techtraderdaily/2009/02/11/rimm-ups-q4-sub-forecast-but-cuts-eps-view-stock-off/
EPSが予想レンジの下限になりそう、ということでリサーチインモーション株は大きく売られました。
・中国の米ブラックストーン投資に絡む大幅損失、米国債の好材料に
http://www.bloomberg.co.jp/apps/news?pid=90003001&sid=aSlqCg8mlFxc
米国債買いは、貿易黒字を稼がせてもらうための上納金みたいなものです。日本も同じ。
・China to stick with US bonds
http://www.ft.com/cms/s/0/ba857be6-f88f-11dd-aae8-000077b07658.html
「中国銀行業監督管理委員会のLuo Ping氏は、ニューヨークでの講演の中で、中国は米国債の買い入れを継続すると表明。中国はドル下落を承知しているものの、現在の世界情勢下では米国債が唯一の選択肢と説明。」←日本語のニュースだとこんな風に書かれていますが、ニュアンスはだいぶ違うわけで・・・。以下、FTの記事から抜粋。
“Except for US Treasuries, what can you hold?” he asked. “Gold? You don’t hold Japanese government bonds or UK bonds. US Treasuries are the safe haven. For everyone, including China, it is the only option.”
Mr Luo, whose English tends toward the colloquial, added: “We hate you guys. Once you start issuing $1 trillion-$2 trillion . . .we know the dollar is going to depreciate, so we hate you guys but there is nothing much we can do.”
「あほみたいに国債発行するんだろ・・・ドルが下がるのもわかってるよ・・・でも他に選択肢がないんだよ。お前らなんか嫌いだ、ファーーーッック!」って感じですかね。(一部誇張あり)
・金は5000ドルに上昇へ、政府の資金供給拡大で-ゴールドコープ創業者
http://www.bloomberg.co.jp/apps/news?pid=90003009&sid=aLl_oqve7pi4
すごい予想が出ました。こういう極端なのが出てくると相場が反転する傾向がありますが・・・。
ゴールドが上昇する理由づけとしては、通貨減価、金本位制の復活、現在の通貨制度がぶっ壊れる、などが考えられますが、それぞれに対してゴールドを買わないという側からの視点を書いてみます。
・欧米の通貨が減価
⇒日本円で生活している人は、日本円をキャッシュで持っていれば良いのでは。大量の通貨供給をしているのは、今のところドルとポンド。ユーロもそれなりにやってる。通貨の大量供給による減価が起きるのなら、円に対してそれらの通貨が下落する可能性が高いので、日本円を現金で持っていれば良いと思います。ドル建ての金価格が上昇しても円建てで上がるかはわからない。というか、この通貨減価への期待買いがゴールドには既に相当入っているので、ドル建てでも大して上昇しない可能性がある。中長期投資だったら、多くのプレイヤーの期待買いが入っているものには手を出さない方が良い。
・世界中の通貨が同時に減価
⇒世界同時ジンバブエ、みたいなことはあり得るのかな。そうなったら日本円をキャッシュで持ってても実質的に損をしてしまいますが。財政赤字の拡大&マネタリーベースの増大は、即インフレに結びつくものなのだろうか・・・?どうなるのか興味深いです。
・金本位制
⇒非現実的。今の経済規模を支えるのは無理
・現在の通貨制度がぶっ壊れる
⇒一瞬ゴールドは上がるかもしれないけど、その後は世界経済全体が壮絶な不況&デフレになるだろうから、金価格も暴落すると思う。実需の面ではインドなどの宝飾品用途が多いので、そんなもん買っている余裕はなくなるでしょう。
▽ 日経平均:7,705.36(-240.58) TOPIX:760.29(-17.81)
米株安と円高進行を受けて日経平均は続落。午前10時までは上に戻ろうとする動きもありましたが、ショートカバーが一巡したのかその後はズルズルと下がる弱い動きでした。業種別では、陸運、小売、電力などディフェンシブが下げ渋りましたが、金融株や景気敏感株は大きく下げました。
金価格の上昇が理由だと思うのですが、住友金属鉱山、松田産業が強い動きでした。日本株に純粋な金鉱株はないですが、ある程度はゴールドに関わっているということでこの2銘柄は買われているのでしょう。(画像2の上の2つは海外の金鉱株です)
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