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雇用統計の扱われ方

 昨日の米は大幅高。
 下りから戻ってくるパターンは在りかと思っていたが、いきなり上に持ち上げるとは思わなかった。

 ずっと軟調だった金融株が、金融安定化法がらみで買戻されているのが、相場押し上げに寄与しているようだ。米指数構成銘柄の具合も考えなきゃいかんな。


 雇用統計の悪さは、失業保険申請数の段階で予測はできていたものの、失業率8%までは行かなかった。これも、材料視されなかった理由のひとつと考える。
 もはや「死ぬほど悪化」でない限り、本当の材料視はされないのだろう。

 11月材料視→12月無視→1月材料視→2月無視

 というパターンで来ている。毎度悪化している。

 もう、1年前のように「開けてびっくり」の指標では無い。そのときの都合で、どうにでも扱われる。
 改善していても「良くはない」と言われ、下げられる場合だってあった。

 次はもっと悪化してるだろう。しかし、「数値そのもの」が相場の動きとリンクするとは考えぬほうがよさそうだ。 
 「タイミングと都合」
 
 上値のトレンド線がない。切り返しは予告なくいきなり来るだろう。
 「ウソ円安」の見立てに変わりはない

 「アメリカの踏み上げのクライマックス」みたいな上げが挟まればわかりやすいが。
 

 後場入りあたりに売って、+2万くらいになってたので、斥候のホンダ200株、信越化学200株を残してしまった。

 寄りからデカく踏まれるのは、半年ぶり。また5-6万無くなるかな。
 
 「出足のポジションは小さく」は、こういう場合のためにある。
   
2件のコメントがあります
  • イメージ
    かっぴさん
    2009/2/7 12:31
    こんにちは(^^)

    ダウは先月の雇用統計こそ下げましたが、ここ数ヶ月材料出尽くしと言ってあがっていることが多いようですね。ダウ、最初から上っていうのがちょっと許せないデス(^^;)

    ドル/円は、先月もいったん円高に振れたあと切り返して円安になっていきました。ここ数ヶ月、同じような動きをしてます。
  • イメージ
    はんちくさん
    2009/2/7 12:49
    >かっぴさん

     こんにちは

     前の場合、「売られ、出尽くしで買い戻し」でしたが、今回はいきなり上方向でしたね。「そう来るかよ」と思いました。

     こういう展開の場合、今度は良い話題が出ると下げるでしょう。月曜火曜に、いきなりアツい展開になる可能性もある。

     
     為替は、仕掛けポジションが多い。売り売りばかりで、下を叩ききれぬとなると、今度は上に振る作戦に来ました。
     短期的なバランスが生み出す動きに他ならない。


     年末と違い、商いが厚いため、今月いっぱい強いという展開はないでしょう。

     節目もタイミングも計れぬとなると、また様子見モードになりそうです。
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