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【投資脳 海外株Ver】拡大路線をストップ、家電量販の国美

本日お届けする内容はこちら!【2009年1月22日付】

●【中国】拡大路線をストップ、家電量販の国美[家電]
●【韓国】ポスコ、鉄鋼石の価格交渉を先延ばし[鉄鋼]
●【インド】次はバンガロール、政府がテロ警告[社会]

※ニュース提供/NNAニュース
アジア版(http://news.nna.jp/
ヨーロッパ版(http://news.nna.jp/eu.html

著者により一部文章が削除、変更されるケースがございます。

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09年1月21日(水)の各市場動向

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■日経平均株価
7,901.64円・前日比▲164.15円安(▲2.04%)

■米NYダウ
8,228.10ドル・前日比+279.01ドル高(+3.51%)

■FTSE百種総合株価指数
4,059.88・ 前日比▲31.52ポイント安(▲0.77%)

■上海総合指数
1,985.02・前日比▲9.09ポイント安(▲0.46%)

■ 香港ハンセン指数
12,583.63ポイント・前日比▲376.14ポイント安(▲2.90%)

■台湾加権指数
4,247.97・前日比+5.36ポイント高(+0.13%)

■WTI(2月物)
1バレル43.55ドル・前日比+2.71ドル高(+6.64%)

■NY金(2月物)
1トロイオンス850.1ドル・前日比▲5.1ドル安(▲0.60%)

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本日も、木下晃伸(きのした・てるのぶ)から直接お送りさせていただきます。


■オバマ大統領就任から1日。昨日の米NYダウは大幅反発となりました。

本日のアジア各国の株式市場は、これを受け好調な展開が予想されます。

では、このまま株式市場は再び強い波動で上昇していくのか。全体相場が大きく上昇しなくとも、魅力ある産業、企業はないのか。

つぶさに日々のニュースを観察することで見えてくることがあります。

本日もNNAニュースのうち、投資に役立つニュースを3本、お送りいたします。
ひとつでもご参考にしていただければと思います。

それでは、本日もどうぞよろしくお願いいたします。

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【中国】拡大路線をストップ、家電量販の国美[家電]

家電量販チェーン大手の国美電器はこのほど、北京地区で今年、新規出店を行わない方針を明らかにした。ここ数年、前トップの黄光裕氏が進めてきた拡大路線から一転、各店舗の競争力を高めるために既存店の改造を進める計画だという。

世界経済低迷のあおりを受けた中国家電市場の低迷のほか、国美前会長の黄光裕氏の逮捕によるブランド低下を背景に、店舗数の調整とともにサービス向上などに務める。

北京地区では昨年新たに10店舗を開店、現在の店舗数は60店舗余りに上る。
国美北京分公司関係者によると、店舗面積が小さく、地理的条件が不利な店舗などを中心に閉店する可能性も示唆している。このほか、家電量販店が密集する一部商業地域からの撤退も検討。一方で、旗艦店など大型店舗への投資を優先させ、店舗当たりの利益率アップを狙うという。また国美傘下で、北京を中心に展開する大中電器も先に、20店舗で改修などを行う計画を明らかにしている。

同業2位の蘇寧電器は先に、今年、北京地区で20店舗を開店する計画を明らかにしており、首位争いを演じる大手2社が対照的な戦略を打ち出す形となっている。20日付新京報が伝えた。<北京>


【韓国】ポスコ、鉄鋼石の価格交渉を先延ばし[鉄鋼]

ポスコが鉄鉱石など原材料の輸入をめぐり、市況を伺うため、例年であれば1月から海外の資源会社と交渉を始めるが、今年はまだ交渉の席にもついていない。背景には、世界的な景気減速で鉄鉱石価格が下がる中、今後の市場予測が困難なことや、自動車など鉄鋼需要産業の見通しが不透明なため、今年の輸入量を確定できないことがある。

李亀澤会長はこのほど、「鉄鉱石の価格の下落が続いているため、底を打つのを待っている」と明らかにしている。市場で取引される鉄鉱石の現物価格は、昨年12月の1トン当たり75.5米ドルで同年1月(187.7米ドル)の半分以下に下がっている。

各国の鉄鋼メーカーは資源会社に対し、前年比40~50%の鉄鋼価格の引き下げを要求しているが、専門家らは鉄鋼メーカーの要求と、資源会社の主張する20%減の中間の約30%減に落ち着くと予想している。

ポスコは毎年4月1日を基準に、豪州の英豪系資源大手のリオ・ティントやBHPビリトンなど資源会社と鉄鉱石と有煙炭の年間供給契約を結んでいる。
ソウル経済新聞が伝えた。


【インド】次はバンガロール、政府がテロ警告[社会]

南部カルナタカ州のイェディユラッパ州首相は20日、「テロリストらの次の標的は州都バンガロール」と、中央政府の情報当局から警告を受けていることを明らかにした。20日付タイムズ・オブ・インディアが伝えた。

パキスタンとバングラディシュを根拠地にしているテロリストが、ほかの州を経由してカルナタカに潜入しているという。同州首相は、早くから要求しているにもかかわらず、テロ対応部隊である国家保安警備隊(NSG)をバンガロールに配備していないと中央政府を批判。「バンガロールのような世界的な都市は、NSGを置く価値があるはずだ」としている。
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