日経平均は円安+NY上げの影響がモロに出て、+183.56円と上げで始まりました。昨年の大発会を考えればとりあえずは一安心、といったところでしょうか。とはいえこのまま上げ続けるとも思えませんが。
東証1部の売買高は11億4659万株。半日立会ということを考えると最近の水準では大きい方です。ただ値上がり銘柄数868、値下がり銘柄数715という比率を考えると、指数が上げた割には上げ下げ均衡気味です。
セクター別に見ていくと、鉄鋼、非鉄金属、卸売あたりがメインで上げていて、復調具合が気になります。その代わり内需のパルプ・紙、食料品、医薬品、小売、電気ガスが下げ。直近の安全そうな戦略としては、全体の上げに乗じて内需を売り建てていくという感じでしょうか。資金が移っていけば今まで上がっていた内需は自然に下がると思いますので。
あともう一つ気になっているのは、低位の材料株です。今日もFDK/セシール/パイオニア/昭和電線が上げていますが、全体相場が比較的堅調であれば意外に上げが続くのではと見ています。低位なので下値はそれほど怖くないですし、短期資金が集中しているようなので、順張りでエントリー&サクッと利確の条件は満たしているように思います。ただしこういう銘柄は逆指値必須ですね。