情報誌に掲載されました。未経験から株式投資を始めて20年以上。大昔は資金激減と半減を数えきれないほど繰り返しましたが、株式投資だけで生活できるようになりました。大失敗の経験を元に作成したホームページ「素人投資家の挑戦(情報誌での掲載内容もご紹介)」、私が売買した銘柄を公開している「勉強できる私の買い付け」こちらも、ご覧いただけると嬉しいです。 慎重かつ丁寧な投資を心掛けながら、資金を少しずつ増やし続けている実録です。
株日記は「米国株について」を朝の8時頃
「日本株について」を夕方に(1日2回)更新しています。
----------------------------------------
11月21日 木曜日
日本株について
本日の日経平均株価は、326円安の38026円で取引終了。
前場は一気に売り込まれたあと安値揉み合い。後場は動かずに続落。
〇東証プライムの売買代金と騰落状況
売買代金は3兆7207億円、出来高は16億8005万株。
値上がり銘柄数は731、値下がり銘柄数は851、変わらずは63銘柄でした。
〇日経平均採用銘柄の騰落率
値上がり銘柄数は65、値下がり銘柄数は159、変わらずは1銘柄でした。
上昇率の高い順
東京瓦斯 4.9%高
エムスリー 4.4%高
太平洋セメント 3.8%高
ヤマトHD 3.6%高
UBE 3.3%高
下落率の高い順
IHI 3.9%安
住友不動産 3.4%安
東日本旅客鉄道 3.3%安
イオン 3.1%安
三菱重工業 3.1%安
〇米国株による影響
(米国株については、朝の株日記で詳しく書いています)
ダウ平均 0.32%高
ナスダック 0.11%安
S&P500指数 変わらず
大きな節目43000ドルが下値抵抗になり続けていることはプラス材料。但し、大きな上昇にもならないので日本株への影響は微妙。
エヌビディアの決算は増収増益で市場予想を上回っています。
好決算ですが、株価は高値圏で推移しており明日の動向は不透明。好決算で買われるのか、発表売り(好決算で材料出尽くし)になるのか。日本の半導体関連株も、この思惑で売買が膨らみ売買代金上位に並んでいます。
〇欧州株による影響
イギリス(FTSE) 0.17%安
ドイツ(DAX) 0.29%安
フランス(CAC) 0.43%安
引き続き、ウクライナとロシアの情勢悪化がマイナス材料。
ドイツは11月中旬に少し上昇しますが、上昇前の水準まで戻ってくる「往って来い」。10月からの安値水準になっています。フランスは8月以来の安値。前向きに考えると「トレンドの下値で押し目買い」による上昇ですが、下抜けてしまうと見切り売りと失望売りで下げ幅が大きくなるかもしれません。
欧州株の先行き警戒感は日本株にマイナス材料。
〇売り先行の後は戻らず
取引開始から30分で、日中の安値圏まで売られました。その後は大きく動かず。
プライム市場の44.4%が上昇、51.7%が下落。多くは売られていませんが、業種別ではほとんどが下げています。非鉄金属は0.7%高。他に銀行と繊維が上昇するも、上昇率はごく僅か。30業種が下落しています。
〇正念場
大きな節目38000円は強い下値抵抗。75日移動平均線も通っており、正念場と言えそうです。