公開日時:2024年10月9日16時36分
半導体株高に引っ張られて日経平均こそ強いものの、TOPIXは一時マイナス圏となるなど調整色が強い展開になっていましたが、中国が財政政策調整の強化巡り12日に記者会見と報じられると円安の動きとなり、日経平均+0.9%、TOPIX+0.3%と小幅上昇となりました。
12日記者会見と報じられても中国株は大きく下落しており、また、10日夜に米9月CPIの発表がありますので、指数は上昇していても全般的にはややリスクオフの色合いが濃かったです。
アドバンテストは+3.6%と今日も強く、上場来高値を更新しました。
クシュタールが7兆円に引き上げた買収再提案をした7&iは、+4.7%と大きく上昇しました。一株14.86ドルから18.19ドル(約2,700円)に引き上げましたが、法的拘束力のないものであるため、引け値は2,335円と買収価格に対してディスカウントになっています。
中小型株は、タイミー+6.1%、フリー+8.7%など主力株が大きく上昇し、グロース250指数は+1.0%と上げました。
ただ、東証グロース市場の売買代金は1,000億強と低迷しており、もり上がりには欠けていました。