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マーケット一言:やや円高でも大型株続伸、中小型株はリス...
公開日時:2024年10月4日17時47分
石破首相関連での日本の金融市場の激しい動きはほぼ終わりましたが、まだそれでも何かしら発言は出てくるもので、一昨日の日銀追加利上げけん制発言を昨夜早くも修正したことで、円金利上昇の見方が復活、銀行株が買われ、円高傾向となりました。
ただそれでも日経平均+0.2%、TOPIX+0.4%と続伸し、基調の強さは見せました。今晩の米雇用統計前ですので、商いは非常に少なく静かでした。
いつものごとく中小型株は売買代金減少やイベント前のリスクオフに弱く、グロース250指数は-0.5%と反落しましたが、これは来週仕切り直しに期待でしょう。
銀行株のほか、中東情勢リスク懸念による原油高でコモディティ関連株が買われ、また電力株も上昇しました。
米港湾スト終結で運賃上昇期待がはげた海運株は、セクターとして-8.2%と大きく下落しました。
個別銘柄に大きなテーマや流れはなく、日々のプレー中心になっていまして、個別銘柄よりは指数でのプレーの方がやりやすい状況が続きます。
今日は場中に石破首相の所信表明演説もありましたが、特に目新しいことは無かったように思います。
米雇用統計、週末の中東情勢リスク(イスラエルの祝日明けである今夜から報復再開の可能性あり)への注目が続きます。
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