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上げ過ぎた反動が起こっている

昨日の米国株式相場は下落した(DJIA ‐533.06 @40,665.02, NASDAQ -125.70 @17,871.22, S&P500 -43.68 @5,544.59)。ドル円為替レートは157円台後半の前日比円安水準での動きだった。本日の日本株全般は下げる銘柄が多かった。東証プライムでは、上昇銘柄数が494に対して、下落銘柄数は1,113となった。騰落レシオは120.89%。東証プライムの売買代金は3兆8167億円。
 
TOPIX -8 @2,861
日経平均 -62円 @40,064円

米国では、利益確定売りが優勢となり主要3株価指数は揃って下落した。ダウ工業株30種平均は7営業日ぶりに反落した。本日の東京市場では、米国株安の流れを受けて、幅広い銘柄が売られたが、米国市場でエヌビディアが反発したことを好感して、東京エレクトロンやアドバンテストが買われたので日経平均の下げ幅を縮小した。台湾積滞電路製造(TSMC)の2024年4~6月期決算及び7~9月期売上高見通しが市場予想を上回ったことが背景にある。日経平均の下げ幅は一時300円を超えたが、前の2営業日で1,100円ほど急落していたので今日は自律反発狙いの買いも入った。

日経平均の日足チャートを見ると、小幅続落して上向きの25日移動平均線に接するところで踏み止まった。ここで踏み止まれるか、さらに続落するかは米国株が下げ止まるかどうか次第だろう。米国株は連日で史上最高値を更新し続けていたので、今その反動が起こっている。

33業種中27業種が下げた。下落率トップ5は、鉱業(1位)、電気・ガス(2位)、空運(3位)、石油・石炭(4位)、海運(5位)となった。

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