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日経平均、ザラバでは史上最高値@41,087円を更新したが

昨日の米国株式相場は独立記念日の祝日のため休場だった。ドル円為替レートは160円台後半の前日比円高水準での動きだった。本日の日本株全般は下げる銘柄が多かった。東証プライムでは、上昇銘柄数は303に対して、下落銘柄数は1,314となった。騰落レシオは110.26%。東証プライムの売買代金は4兆288億円。

TOPIX -14 @2,884
日経平均 -1円 @40,912円

昨日の米国株式相場は祝日のため休場だった。ドイツDAXやフランスCAC40など欧州株式相場の上昇の流れを受けて、日経平均も上昇して始まり、東京エクトロンはスクリンなど半導体関連銘柄の一角が買われて取引時間中の最高値を更新したが、その後売り圧力が高まり陰線で終えた。足元で目立って上げて来た保険株が利益確定売りが優勢となり下げた。外為市場では、円相場が円高・ドル安方向に振れた。円高・ドル安を背景にインバウンド需要が高水準で推移しており、高級ブランドをはじめとして高額商品が売れている。6月の速報では既存店売上高は前年同期比2割ほど増加しており、三越伊勢丹は24.2%も売り上げ増となった。その結果、百貨店株は明確な中期上昇トレンドを描き続けている。

日経平均は史上最高値を更新する目前まで上昇して来たが、不安材料がないわけではない。それは日本株売買シェアの6~7割を占める外国人投資家の動向である。7月4日に公表された投資家別売買動向によれば、6月第4週(24~28日)に外国人は先物で4,746億円買い越した。しかし、外国人投資家は先物で4月から6月第3週まで1兆円以上売り越していたため、その一部を買い戻したに過ぎないと言える。先物を売買するのは主に短期売買目的であり、中長期のポジションを取る目的ではない。そのため、先物買いが増えたからと言ってもそのロングポジションの大半は比較的早く反対売買して売り戻される。では、現物はどうか。現物売買では外国人投資家は6月第4週には買い越したものの、その金額は僅か1,239億円であり、先物買いの4分の1の小ささだった。結論。外国人投資家はまだ本腰を入れて長期保有を目的に日本株を買っているわけではないようだ。

日経平均の日足チャートを見ると、4日続伸で始まり、ザラバでは一時、今年3月22日に付けた史上最高値@41,087円を更新して41,100円まで上げた。これで当面の目標達成である。来週の月曜日以降、さらに続伸して上放れるか、或いは、利食い売りが優勢となって調整するか?日経平均も株価サイクル③であり、個別銘柄も株価サイクル③のものは上振れしやすい。

33業種中27業種が下げた。下落率トップ5は、海運(1位)、輸送用機器(2位)、電気・ガス(3位)、非鉄金属(4位)、鉄鋼(5位)となった。

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