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エヌビディアが時価総額世界第2位になりハイテク株が上げた

昨日の米国株式相場は上昇した(DJIA +96.04 @38,807.33, NASDAQ +329.34 @17,186.38, S&P500 +62.69 @5,354.03)。ドル円為替レートは156円台前半での動きだった。本日の日本株全般は下げる銘柄がやや多かった。東証プライムでは、上昇銘柄数が601に対して、下落銘柄数は988となった。騰落レシオは91.24%。東証プライムの売買代金は4兆2,683億円。

TOPIX +9 @2,757
日経平均 +213円 @38,704円

米国では、5月ADP民間部門雇用者数が予想以上に弱い結果(15.2万人増<予想17.5万人<前月改定値18.8万人) となったため、FRBによる早期利下げ期待が高まった。10年債利回りは前日の4.336%から4.279%へ下げ、主要3株価指数は揃って続伸した。エヌビディアが5%上昇して、時価総額は初めて3兆ドル台となった。これでアップルを抜いてマイクロソフトに次ぐ世界第2位となった。フィラデルフィア半導体株指数(SOX)が大きく上昇した。

本日の東京市場では、米国市場でのハイテク株高の流れを受けて値がさ半導体関連銘柄を中心に買われて日経平均を押し上げた。日経平均の上げ幅は一時500円を超えた。

日経平均の日足チャートを見ると、反発したが、また60日移動平均線に弾き返されるように上ひげを引いた陰線で終えた。米国株が大きく続伸すれば日経平均も60日移動平均線の「重力」を振り切って上に行きそうではあるが。

33業種中18業種が上げた。上昇率トップ5は、海運(1位)、証券(2位)、石油・石炭(3位)、電気・ガス(4位)、非鉄金属(5位)となった。
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