「十二支・・・」

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2008/12/26 - 日本橋ではたらく社長さんの株式ブログ。タイトル:「「十二支・・・」」 本文:十二支は、古代中国において天空を十二の方角に分け 、それぞれに記号として動物の名前をあてたことが起 源とされていますが、有名なのは下記の民話です。

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「十二支・・・」

十二支は、古代中国において天空を十二の方角に分け

、それぞれに記号として動物の名前をあてたことが起

源とされていますが、有名なのは下記の民話です。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8D%81%E4%BA%8C%E6%94%AF



 ある年の暮、神様は動物たちに言いました。「元旦

に新年のあいさつに来なさい。早いものから順に十二

番まで一年間ずつその年の大将にしてあげよう。」


 足の遅い牛は大晦日のまだ暗いうちから出発。

それを見ていたネズミは牛の背中に飛び乗ります。

そうとはしらない牛はゆっくりながらも御殿を目指し

歩きました。牛は神様の御殿の前に最も早く到着しま

したが、門が開くと同時に牛の背中に乗っていたネズ

ミがぴょんと飛び降りて門をくぐり、一番乗りで神様

に挨拶をしました。だから、ネズミ(子)が十二支の

最初になったそうです。



 ちなみに、鶏が犬と猿の間にいるのは、仲の悪い両者

の仲裁をしていたから。また、猫が入らなかったのは、

ネズミが猫に「挨拶は二日の朝」と嘘を伝えたから。

一日遅れで着いた猫は、神様に「寝ぼけていないで、顔

を洗ってきなさい」と言われ、それ以来、猫はしきりに

顔を洗うようになり、騙したネズミを追いかけるように

なったと言います。



 ところで、現在は十二支を指して干支(えと)と言っ

ている場合が多いのですが、本来は十干(じっかん)十

二支(じゅうにし)で、「六十干支(ろくじっかんし)」

あるいは単に「干支(かんし)」と呼びます。「壬申の

乱」や「戊辰戦争」なども、干支にちなんだ呼び名です。


 十干は甲(きのえ)、乙(きのと)、丙(ひのえ)・・

などからなり、十干と十二支で60通りの組み合わせが

できます。来年の干支は「己丑(つちのとうし、きちゅ

う)」ですが、前回の「己丑」は60年前ということに

なります。



 江戸の頃までは「人生五十年」などと言われるほど、

平均寿命は今と比べて大変短いものでした。そこで六

十干支を一回りすることを「還暦」といってお祝いし

ます。この儀式には、もう一度生まれた時の干支を迎

えて「生まれ変わって出直すつもりで、心機一転始め

る」という意味が込められています。


 現在は60歳と言いましても、まだまだ若く、退職後

の人生を「セカンドライフ」として謳歌しようとの雰囲

気があります。還暦のお祝いに赤いチャンチャンコを贈

ったりしたら叱られそうですが、還暦に赤いものを身に

つける風習は、赤は赤ん坊の赤であり、「今一度生まれ

変わる」という意味が込められています。
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