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マーケット一言:半導体株弱いが商社株や資源関連株強い、...

公開日時:2024年3月15日16時29分

昨晩の米2月PPIの数字は予想より強く、米金利上昇懸念から米株全般は弱くなり、そしてNVIDAも下げました。円安が進みまして、今日のお昼ぐらいには148円台後半まで円が売られました。しかし円安を好感するよりは、いよいよ来週の日銀金融政策決定会合(3/18~19)でのゼロ金利政策解除が濃厚となってきたことでここからの円高が気になり、またNVIDA株安からの日本半導体株安もあって、日経平均は-0.3%と売られました。

一方でTOPIXは+0.3%と続伸となりました。原油先物が久しぶりに80ドル以上まで買われたり、コモディティー全般の価格が強かったこともあって、商社株や資源関連株が強かったですね。ニュースがあったものでは、柏崎刈羽原発の再稼働期待で東京電力が+13.0%となり、売買代金も第2位となっていたのが印象的でした。半導体株以外への健全な資金循環が起こっているというよりは、来週の日銀会合前に出遅れているバリュー株をちょこちょこ買っているぐらいの印象で、資金循環しながら全体が上がっていくといった感じではなかったです。ともかく日銀会合待ちです。

AI関連銘柄が弱かったり、昨日決算発表があったもので大きく売られるものがあったりして、雰囲気悪のなか今日の中小型株は弱かったです。グロース250指数は-2.3%でした。
日銀会合を一番気にして下げているのが中小型株です。グロース株が多いからということでしょうが、金利が上がったところで上げ幅はたかが知れているでしょうし、日銀が長期的なタカ派的なスタンスを前面に出してくるとは思えません。単にリスクオフの雰囲気で中小型株を売っている、下げているから売っているといった、あまり理論的でない需給による下げの部分が大きそうです。そうしたリスクオフの下げがだらだらと4月まで続くよりは、日銀には来週に金融政策変更をしてもらい、中小型株が更に下げるのであれば大きく下げたところを買い、そしてあく抜けで上昇というのを理想的なシナリオと考えています。
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