場所は西宮神社で知られる、えびす宮総本社にてお茶会です
本日は「上巳の節句」、桃の節句、雛祭り。
パステルカラーのお着物が華やいだ女の子のお祭りに彩りを添えていました
(もちろんお席の写真撮影は)
コロナ禍もあり、茶道人口はぐっと減ったと思っていましたが、
この賑わいを見るとそうでもなさそうです
茶道は千利休を始祖とする三千家(表千家・裏千家・武者小路家)と呼ばれる代表的な流派がありますが、
武将が開祖となった「武家茶道」と言われる流派もあるようです
寡聞にして存じませんでした、
「瑞穂流」とは南紀の豪族である玉置権頭一咄という茶人武将が流祖なのだそうです
ググっても公式HPがヒットしないのですが、
積極的な広報はしていないのかしらん
それでも、正客・次客もきちんと立てられていて、
亭主のお話もよどみなく続き、お点前も見事な物でした
大寄せの茶席は慣れているはずの三千家でも時にごった返すものですが、
瑞穂流の裏方さんもきちんと慣れている人がされているのがわかります
当代当主の一操お家元は18代だそうで、
裏千家の坐忘斎お家元が16代、表千家の宗左お家元が15代になるので、
瑞穂流も脈々と続いてきたのだなあ、と思いました