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1月に入ってから株価サイクル3(着実な上昇相場)が続く

昨日の米国株式相場は反発した(DJIA +47.37 @38,996.39, NASDAQ +144.18 @16,091.92, S&P500 +26.51 @5,096.27)。ドル円為替レートは150円台半ばの前日比円安水準での動きだった。本日の日本株全般は高安まちまちとなった。東証プライムでは、上昇銘柄数が805に対して、下落銘柄数もぴったり805となった。騰落レシオは107.12%。東証プライムの売買代金は5兆1146億円。

TOPIX +34 @2,709
日経平均 +745円 @39,911円

米国では、米連邦準備制度理事会(FRB)が注目しているインフレ指標である1月個人消費支出(PCE)価格指数がほぼ事前の予想通りとなったことで利下げが後ろ倒しになるのではないかという懸念が後退した。エネルギーと食品を除くコア指数が前年度月比+2.8%(<前月+2.9%)となった。これを好感して、主要3株価指数は揃って上昇した。特に、ハイテク株比率が高いナスダックは2年3カ月ぶりに史上最高値を更新した。

本日の東京市場では、米国株、特にナスダックの上昇と半導体株指数(SOX)の上昇を好感して、東京エレクトロンやアドバンテストなどの半導体が大きく上げ、さらにファーストリテイリングやソフトバンクグループなど日経平均に占めるウェイトが大きい銘柄が上げた。日経平均は大きく上昇し、日経平均先物は一時4万円台に突入した。日本は半導体製造の周辺産業が強いため、米国の半導体銘柄上昇相場に呼応した半導体銘柄ラリーと円安基調により日本株には追い風が吹いている。ただ、本日の上昇銘柄数と下落銘柄数がまったく互角であることに象徴されるように、全面高ではなく日経平均に対する比重が高い値がさ株、特に半導体関連銘柄がけん引する偏った日経平均の上昇相場であることを意識しておきたい。これから月末に向けて3月期決算銘柄の配当権利取りの買いも増えてくるだろう。

日経平均の日足チャートを見ると、1月に入ってから「株価サイクル3(着実な上昇相場)」(詳細は「生涯現役の株式トレード技術 海図編」を参照のこと)が続いている。2023年4月初旬から6月下旬も株価サイクル3が継続して大きく上昇した。この株価サイクル3が終わる時は高値が更新できなくなり横這い相場がある程度続いたときである。今のところまだその兆候はない。株価サイクル3のパワーは8604野村HDの昨年12月初旬から現在までの動きや、6472NTNの2月初旬から現在までの動きを見ても実感できるだろう。

33業種中27業種が上げた。上昇率トップ5は、鉱業(1位)、石油・石炭(2位)、電気機器(3位)、海運(4位)、保険(5位)となった。

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