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日経平均は反発するも、慎重さも垣間見える

2月2日 金曜日

日本株について
本日の日経平均株価は、146円高の36158円で取引終了。
前場は買い先行から上げ幅拡大。後場はジリ安で上げ幅縮小。

〇東証プライムの売買代金と騰落状況
売買代金は4兆6801億円、出来高は17億6861万株。
値上がり銘柄数は843、値下がり銘柄数は759、変わらずは56銘柄でした。

〇日経平均採用銘柄の騰落率
値上がり銘柄数は135、値下がり銘柄数は87、変わらずは3銘柄でした。
上昇率の高い順
ネクソン 21.7%高
コニカミノルタ 9.8%高
富士通 6.0%高
J.フロント リテイリング 5.9%高
SCREENホールディングス 4.4%高

下落率の高い順
あおぞら銀行 15.9%安
三菱自動車工業 5.2%安
アルプスアルパイン 4.0%安
三井物産 3.6%安
丸紅 3.4%安

〇米国株による影響
(米国株については、朝の株日記で詳しく書いています)
ダウ平均 0.97%高
ナスダック 1.30%高
S&P500指数 1.25%高

3指数揃っての大幅高と先高期待は、日本株にプラス材料。

〇欧州株による影響
イギリス(FTSE) 0.11%安
ドイツ(DAX) 0.26%安
フランス(CAC) 0.89%安

3市場揃って下げていますが、この程度なら日本株へのマイナス影響は小さい。

〇為替相場による影響
1ドル146円半ばでの揉み合いが続いています。前日から円高になっており、こちらは株式相場にマイナス材料。いまのところ146円が下値抵抗になっています。

〇反発
円高はマイナス材料ですが、米国株高と先高感、そして直近における買いの強さで前場は大きく上昇。高値で400円を超える上げ幅となりますが、後場はジリ安になって上げ幅縮小。

続落するようだと「米国株高と先高感があっても売られた」という失望から、週明けの相場にはマイナス材料となりますが、反発したことで懸念は払拭。また、36000円台を維持していることもプラス材料。但し、後場のジリ安、またプライム市場の45%が下落していることを踏まえると、高値警戒感に伴う慎重さも垣間見える。

決算発表が本格化しており、発表した銘柄は良くも悪くも賑わう展開。
発表後は乱高下しやすいので、売買する時は注意が必要です。
決算発表は、14日で概ね出揃います。
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