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銀行株と鉄鋼株に注目

昨日の米国株式相場は高安まちまちとなった(DJIA +133.86 @38,467.31, NASDAQ -118.15 @15,509.90)。ドル円為替レートは147円台後半での動きだった。本日の日本株全般は上げる銘柄が多かった。東証プライムでは、上昇銘柄数が1,225に対して、下落銘柄数は399となった。騰落レシオは137.95%。東証プライムの売買代金は4兆5332億円。

TOPIX +24 @2,551
日経平均 +221円 @36,287円

米国では、米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果公表を控えて様子見ムードが高まり、高安まちまちとなった。ダウ工業株30種平均は4日続伸して史上最高値を更新した。

本日の東京市場では、日経平均は3日続伸したが、前日の米国市場でハイテク株が売られた流れを受けて、一時は300円超下げる場面もあった。日銀の金融政策が正常化される(タイミングとしては4月が主流の見方だが早ければ3月にもありうる)との観測から銀行株が目立って買われた。また、自社株買いを発表したキャノンが急騰した。銀行株と並び、今後は日本製鉄をはじめとして値上げを打ち出し始めた鉄鋼株の動きにもより注目すべきだろう。

日経平均の日足チャートを見ると、ザラバで一旦は10日移動平均線の下に沈み込んだがその後切り返して陽線となり10日移動平均線の上で引けた。先高観は依然として強い。

33業種中29業種が上げた。上昇率トップ5は、銀行(1位)、電気・ガス(2位)、不動産(3位)、その他金融(4位)、保険(5位)となった。

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