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日経平均、強い先高観に支えられて大幅続伸!

昨日の米国株式相場は高安まちまちとなった(DJIA -118.04 @37,592.98, NASDAQ +2.57 @14,972.76, S&P500 +3.59 @4,783.83)。ドル円為替レートは145円台前半での動きだった。本日の日本株全般は上げる銘柄が多かった。東証プライムでは、上昇銘柄数が1,299に対して、下落銘柄数は321となった。騰落レシオは129.08%。東証プライムの売買代金は4兆143億円。

TOPIX +30 @2,525
日経平均 +325円 @35,902円

米国では、米12月生産者物価指数(PPI)が予想に反して低下した(前月比でマイナス0.1%<予想はプラス0.1%) 。これを好感して株価は上衝して始まり、ダウ工業株30種平均はザラバで史上最高値を更新したが、その後反落した。米英両軍がイエメンの親イラン武装組織フーシの関連施設を軍事攻撃したため、中東情勢の悪化を警戒する地政学リスクの高まりが株式相場の頭を抑えた面もある。

本日の東京市場では、根強い先高観に支えられて日経平均は大きく続伸して、その上げ幅は一時400円を超えた。ザラバでは1990年2月22日以来となる節目の36,000円台となる場面もあり、日経平均の上げ幅は6営業日で2,600円を超えた。小売業各社は値上げが浸透してきて増益を発表する企業が相次いでおり、デフレ脱却の期待が高まっている。さらに、新NISAの開始も株式相場を下支えしている。ただ、上昇ピッチが速すぎて長く持続できないことが懸念材料である。

本日の目立った動きは、またしても株価の先高観を背景とした証券株と、海運株の急騰である。東京証券取引所は1月15日の取引終了後に「資本コストや株価を意識した経営の実現に向けた対応」について開示した企業の一覧表を公表すると予告していたため、資本効率の改善の余地が大きいとみなされる「バリュー株」に視線が集まっている。株価指数が予想以上に上げているため、株価指数に負けない運用成績を出す必要性のある投資家が高値追いで買い増しているようだ。

日経平均の日足チャートを見ると、昨日の十字線の高値を終値で更新した。1月5日以来株価サイクル3(着実な上昇局面:10日、25日、60日の各移動平均線が上向きで株価はそれらすべての上で推移)が続いているが、25日移動平均線乖離率が遂に7.2%まで拡大してきたため高値警戒感が高まっている。ただ、過去数年の動きを調べてみると、コロナ禍の底打ちからの反動初動で10.2%(20年6月8日)まで拡大し、その後の第2段の上昇過程でも7.5%(20年11月25日)まで拡大したことはあるので、高値追いで買いたくなるような理由や相場の背景次第では上昇余地がない訳ではない。

波乗り十八番銘柄のN株は本日の寄り付き後まもなく買直し、大引けの少し前で再び売り手仕舞いしました。高値を更新すればまた買い戻します。海運株も前場で買直ししました。

33業種中空運を除く32業種が上げた。上昇率トップ5は、海運(1位)、証券(2位)、電気・ガス(3位)、鉱業(4位)、銀行(5位)となった。

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