堅実さんのブログ
男はつらいよと通信教育 5年11月13日(月)14時24分
(長くなってしまいました。)
この映画は、慶応の夏の通学で、科目試験が終わり、他の学生2人と見た映画だ。慶応の場所は、日吉ではなく、三田の構内から始まる。通信の学生は、お互いに、苦労して面接授業を受けた仲間なので、気持ちが合いやすい。どこの出身かは、さておいて、試験が終わった後なので、開放感があった。
一人は、小生より20くらい年上で、もう一人は修道士で、この人も20歳くらい年上だった。3人で、有名になっている三田の図書館の前で、写真を撮った。
その後、どうしようかと相談して、銀座に行ってみるかということになった。有楽町では、「日劇ミュージックホール(ヌード劇場)」も有ったが、100メートルくらい離れた映画館に入った。そこで、見たのがこの映画である。
今、思い起こすと、よくこんな事を記憶しているものだと思う。非日常の出来事なので、記憶しているのだろう。
吉永小百合 –
寅さん渾身のギャグに笑い転げる | 男はつらいよシリーズ
https://www.youtube.com/watch?v=wsjBd3giCAc
映画が終わると、夕方なので、お互い金が無いので、それぞれの宿に行くことにした。この日のお昼は、どこで食べたか、記憶にない。まあ通信教育の学生は、皆貧乏だ。無理して学費を出し、勉強しているのである。
小生は、その時は、新宿の旅館が宿泊所だったので、旅館で、夕食を食べたと思う。そのくらいの記憶しかない。
修道士の人(赤倉さんとかいった)からは、英語を教えてくれと言われたが、小生も、英語が出来なくて、困った状態だった。40歳過ぎてから、卒業までの6単位を、何とか工夫した。ノートの片側に、テキストの全文を書いた。もう片側は、単語の意味を書いた。
もう前だが、横浜国大の国広正雄先生(同時通訳)が、NHKの英会話の番組で、「英語ができるようになるには、全文を、暗記するような勉強をすれば、出来るようになります。」という、言葉の記憶が頼りだった。
そこで、何度も、繰り返しノートを見た。そのうちに、気が付いた事がある。英語は、慣れだなということである。文法は、中学の文法で十分。関係代名詞とか、関係副詞などは、どちらかは、考えなくてもよい。ITからTHATの文章とかは、和訳するのに、2つの日本文にわけてもよい。
こんな事をしている中に、テキストにある、5行くらいの長文でも、平気になってしまった。そんな事で、最後の2単位の英文和訳は、評価がAだった。満点に近い成績だったと思う。こんな事が、一つの財産になっている。やれば、出来るという自信である。
ここで、英語の評価を書いておく。
1 スクーリングでの英語評価 C(1単位) 日吉での授業
2 スクーリングでの英語評価 B(1単位) 三田での授業
4 科目試験での英語の評価 B(2単位)
5 科目試験での英語の評価 A(2単位)
全体としては、いい成績ではないが、最後のAは、嬉しかった。
この科目試験での英語の6単位をとるために、要した時間は、5年間である。他は何も学習していない。慶応では、英語の単位が取れないために、卒業できない人が、何人かいる。
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私はまだまだ未熟なので ちゃんと皆さまのように コメント書けているのか不安です。
ただ…
堅実さまのブログは何故か心がほっこりして
そのお人柄がわかるような気がします。
ついていけないお話もあったりしますが 笑笑
不思議です。
堅実さまのブログは何故か心がほっこりしてそのお人柄がわかるような気がします。ついていけないお話もあったりしますが 笑笑 不思議です。」