これも、思い出した事です。大きな事をやろうと思えば、目の前の事は、目をつむって、耐え忍ぶという。しかし、凡人には、これが出来ない。
「韓信の股くぐり」かんしんのまたくぐり
大望を抱く者は目前の苦労や恥は、耐え忍ばねばならぬことをいう。中国の前漢の武将・韓信(かんしん)は、若いころ無頼の男にけんかを売られたが、じっとこらえにこらえて相手の股(また)をくぐり、許しを請うたことがある。後年、漢の高祖を助けて天下統一の大事業を成し遂げたという故事にもとづく句。
見回せば、「韓信の股くぐり」どころか、些細な事で、腹を立て、人生が、すっかり駄目になることが、多いのでは。
あるいは、欲望のままに、その場限りの行動に出て、その後の人生が、全てだめになる。例えば「女性のスカートの中の盗撮」とか。これで逮捕されて、その後の、生活がすっかり駄目になるニュースは、毎日出ている。お気をつけてください。