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実践家としてのトレーダーがすべきほぼすべてのこと

昨日の米国株式相場は小幅安となった(DJIA -37.83 @32,394.25, NASDAQ -52.76 @11,716.08, S&P500 -6.26 @3,971.27)。ドル円為替レートは131円台後半の前日比円安水準での動きだった。本日の日本株全般は上げた。東証プライムでは、上昇銘柄数が1,734に対して、下落銘柄数は78となった。騰落レシオは117.19%。東証プライムの売買代金は3兆3011億円。

TOPIX +29 @1,995
日経平均 +366円 @27,884円

注目を集めていたバー米連邦準備制度理事会(FRB)副議長(金融監督担当)の議会公聴会では、必要に応じてあらゆる手段を講じる用意があると述べ、銀行システムの安全性を維持する姿勢を示した。足元で発表されている多くの経済指標が強いため、米10年債利回りは前日の3.2%台から3.57%台へ上昇した。米2年債利回りも4.00%から4.08%に上昇した。長期金利の上昇を受けて、ハイテク成長株中心のナスダックは下げ、ダウ工業株30種平均も上げていたが小幅下落で終えた。

本日の日本株全般は、米国株安の流れを受けて前場は軟調な場面があったが、本日は3月決算企業の権利付き最終日なので、配当・株主優待目当ての買い需要が特に大きく、日経平均は大引けに向けて一段高となった。米国で中国電子商取引大手のアリババ集団の預託証券(ADR)が急伸したことで、出資者であるソフトバンクグループ(SBG)の株も買われ、この1銘柄だけで日経平均を約60円押し上げた。さらに、外為市場で円安・ドル高が進んだため、輸出関連銘柄も買われた。

他方、本来なら配当狙いの需要が高いために買われて上げるはずなのに、郵船のように株価を下げた銘柄も数は少ないがある。コロナ禍という特殊事情で異常な高騰を続けたコンテナ運賃が急低下しており大手海運の収益低下は避けられないと見ている。現在の高額配当を何年も先まで維持するのはほぼ不可能なため、大手海運株には注意が必要だ。これが銘柄選択の演繹的アプローチ(理に適っている)であるが、それだけでは不十分である。株式投資・トレードの実践では「理に適っている」だけではダメなのだ。買い需要よりも明らかに売り需要が多くなってきたという事実がトレンドとして確認できなけならない。それがチャートリーディングの定石という帰納的アプローチ(経験則による定石)である。効率的な銘柄選択にはこれら2つのアプローチが必要である。

日経平均の日足チャートを見ると、25日移動平均線を長大陽線で一気に上抜けした。2月6日の戻り高値@27,821円も上抜けた。一見、力強く見えるが、配当権利狙い最終日という特殊事情があるためその分だけ割り引いて考えないといけない。実力は明日以降のチャートに反映される。明日は、日経平均で約250円分の配当落ちがあるが、下げ幅がそれ以下であればその後の強含みの展開が期待できる。逆に、下げ幅が250円を大きく超える場合、配当狙いと言うメッキが剥げ落ちる結果、良くて横這い、悪ければまた下値模索という展開も想定しておく必要がある。株価の明日以降の動きは基本的に、(1)上げ続ける、(2)暫く上げてから反落する、(3)横這い、(4)下げ続ける、(5)暫く下げてから反発する、の5つのパターンしかない。実際にどのパターンになるかは、事前には分からないが、必ずこの5パターンのどれかになることだけは分かっている。結果的にどのパターンとなっても、株価の動きに上手に反応することに全神経を集中する。個人投資家・トレーダーは株価の流れをコントロールすることはできないが、自分の建玉は100%自分でコントロールできる。自分では決してコントロールできないこと(株価の上げ下げ)に心奪われている人が圧倒的に多いが、それは全くの無駄である。我々実践家は自分がコントロールできることだけに意識を集中し、且つ、行動すべきである。それが実践家としてのトレーダーがすべきほぼすべてのことである。

デモ銘柄の4902コニカミノルタも十八番波乗り銘柄N1株もポジションに変化なしですが、別の波乗り銘柄N2の内、先日買い乗せした分だけ本日の大引けに「引け成り」で一旦利食い手仕舞いしました。明日以降、本日の高値を更新すれば買い直します。

33業種中海運を除く32業種が上げた。上昇率トップ5は、鉱業(1位)、ゴム製品(2位)、輸送用機器(3位)、パルプ・紙(4位)、情報・通信(5位)となった。

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