堅実さんのブログ
はやぶさ2とりゅうぐう5年3月12日(日)14時34分
(ゴーギャンの絵画より。「われわれは、どこからきたのか」。という大作があります。サマーセット、モームの作品、「月と6ペンス」は、ゴーギャンがモデルと言われております。読んでみて、初恋の小説でもなく、歴史小説でもなく、結構面白かったです。
ある男が、ちゃんとした仕事があり、それなりの収入があったのに、なぜ全てを捨ててタヒチに行き、そこで絵画を書いたのかの、謎解き作品です。主人公が、彼を追って謎を解きます。その男は、最後には、全ての作品を、燃やして、しまったというのです。
日本では、高島野十郎を、思い出します。こちらも、全てを捨てて、絵画を描いた人です。この人は、実在の人物です。)
話、変わって、こちらは「はやぶさ2」による、「りゅぐう」の石の物語です。「われわれは、どこからきたのか、そして、どこへ行こうと、しているのか。」科学のロマンです。
サイエンスゼロから
はやぶさ2が、「りゅうぐう」から、石のサンプルを持ち帰った。その石を調べてみると、有機物と、水の存在の有ることが、分かった。これで、何故、地球に水が存在するのかということと、生命誕生がどのようにして出来たかということの一端が、解明されることになった。
46億年前の、原始地球は、マグマとガスで、地球には、水が無かったらしい。そこに、大きな惑星(例えば、木星)の軌道に変化が起き、それにより、多数の小惑星は、攪乱された。それが地球に到達し、水を地球に運んだ。無数に近い小惑星が、地球に衝突し、水を運んできた。
また、サンプルの石からは、生命に欠かせない、アミノ酸が、検出された。アラニンとか、アスパラギン酸とかの、アミノ酸である。これで、地球の生命誕生の一端が、解明される。画期的発見である。
小惑星は、成分が水と石の割合が、1対1で、かなり、水を含んでいた。はやぶさ2の運んできた石には、貴重な、情報を人類に与えてくれた。
(これは、今、計測中で、途中経過です。)
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