『一本刀土俵入り』(いっぽんがたなどひょういり)は、長谷川伸の戯曲『一本刀土俵入』をモチーフとする歌謡浪曲、歌謡曲である。異なる作詞者・作曲者の手による複数の楽曲が存在する。(ウイキより)
三橋美智也 - 一本刀土俵入り
https://www.youtube.com/watch?v=5wkgncNctu0
両毛線を高崎駅から、小山方面に向かうと前橋駅の次に、駒形駅がある。駒形茂兵衛江は、この宿で、やくざの「おかみさん」に、金銭をもらい、江戸で立派な関取になると約束して、江戸にゆく。
しかし、どうも、うまく相撲がとれない。その中に、やくざ稼業に実を落としてしまう。それでも、心の底では、駒形宿の恩義を忘れない。
江戸から、駒形宿に行くと、やくざ間の争いに、巻き込まれる。
この時、茂兵衛は言う。「江戸で立派な関取になれず、今ではしがない渡世人で、ござんす。しかし10年前の恩義は忘れません。見てください、これが落ちぶれた、茂兵衛の、みっともない、しがない土俵入りで、ござんす。」
そう言って、やくざの、相手方に、単身、切り込んで行く。
最近まで駒形町の広瀬川沿いに、茂兵衛地蔵尊があったが、近くに、移転した。