さ のさんのブログ
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大衆は自分より馬鹿なのだから:9月7日の取引報告
なんだか海の向こうで大幅下落してますね。
雇用統計の結果なんて読めてたはずで、みんなだってシナリオに組み込んでたでしょ?
だったら上にも下にもいかないはず!!
なんてのは間違った発想なわけですね。
「想定しうるシナリオを立てていない」という人がたくさんいることを意識しなけりゃいけないところが株式投資の難しさ。
大胆に言ってしまうと、
「大衆は自分より、予想以上に馬鹿だ」ということを意識しないと株式投資ではこっぴどくやられることになるわけです。
「おまえ何様?」的な発言ですがしかたありません。
事実はどうあれ、そんな風に考えたほうが健全だ、とも言えます。
ともかく、
そのような経験をもとにして作ったルールに従っていたおかげでロングポジションはきわめて軽い状況です。
もっと厳密に「ゼロにしておくべきだったんじゃないの?」というのは結果論にすぎないのでしかたないと思ってます。
むしろ、予想以上に下げたとき「二段がまえロスカット」の術を鍛えるにはもってこいの相場だと思ってます。
「二段構えロスカット」とは、大きく下げてもそのタイミングで売ってはいけないという戦術です。
いったん大幅下落して、それ以上に下げるときはロスカットの値段を設定する必要があります。
が、予想以上に下げたそのタイミングでは、大きくリバウンドすることのほうが多いので”動揺して手放してはいけない”という戦術です。
ただの塩漬けと紙一重の戦術なので僕自身も危険視しながらやってますが、
某有名投資家さんから学び、かれこれ1年くらい前から少しずつ試しています。
なので生暖かく見守っていていただければと思います。
ま、今日の話は「たとえでたらめな相場でも前向きに取り組んでいきましょう!」といった感覚の話と受取っていただければ!
では取引報告を
【返済】
L:5401:新日鉄:804→802:-2
L:2432:DNA:483000→479000:-4000
【一部返済】
L:2484:夢の街創造委員会:84300→88000:+3700
【継続】
L:8923:トーセイ:81000(70300)
L:2484:夢の街創造委員会:81600(88000)
今月の収益率+1.5%
今月の勝敗:4勝6敗
勝敗:87勝73敗5分
※.手数料・金利分は証券会社の評価額に組み込まれた日、自動的に織り込まれますが、取引のない日は調整して収益率に変化なしとします。
取引報告,夢の街創造委員会,新日鉄,トーセイ,DNA,雇用統計
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日本も絶好の標的ですねぇ・・・・・・
いつも日記を拝見しています。
確かに学習能力がないというか、いつか来た道を何度通っても全然構わないという感じですよね。今回だって楽観的過ぎるなと思ってみていれば、このざまです。言わんこっちゃない、って言いたくもなりますよね。
それで振り回される個人投資家は自己責任と言いつつも、もっと柔軟に対応する姿勢がなきゃと思いますね。みんな買っているから買う、暴落したから売る、ではいつまでたっても個人投資家のレベルは上がらないんでしょうね。ただでさえ、機関投資家などの前では無力に等しいのに・・・。
古の昔から不安が蔓延している軍は、混乱に陥りやすく、勝敗を左右する大きな要素となっちゃいまつね
逆手に取ったつもりで、ミイラになんないようにしまぁ~つ♪ハイ
お仕事お疲れ様です。
暴落時になると体育会系的にここで仕事をしている人と、SNSをやっていた人との差がでてきてしまうのは仕方のないことです。
そういう意味では平等ですけど。
とことんまで、逝ってもらいましょうぞ。
為替を起点としたステキなビッグウェーブですな。
仕事の都合上、身動き取り辛いのでノンポジのままですが、タイミング見計らって、この荒波に飛び込みたいなぁ~。
ところで、大衆がお馬鹿なのかなぁ?2:8の法則からすれば、自然の摂理かもですぞ(つまりお馬鹿なんだけど、お馬鹿と見るのではなく、普通のこと・・・と言いたい)。
あ、けど、同じこと言っていますね。_(._.)_
はじめまして。でしたっけ?
僕もヨッシーさんの日記は拝見させていただいているのでわからなくなってしまいました。
ともかく「学習能力」はないようですねぇ。
毎回ノーダメージで切り抜けるのはきわめて難しいでしょうが、なんとか被害を軽くしたいところですね。
多くの人がダメージ少なく切り抜けてくれればよいのですが、なかなか・・・・・・
日記なのであえてショッキングなタイトルをつけてみましたが・・・・・・
いわゆる「正常性バイアス」に影響を受けて、危機管理ができていなかったというのがもっともらしい説明のしかたかもしれません。
http://d.hatena.ne.jp/keyword/%C0%B5%BE%EF%C0%AD%A5%D0%A5%A4%A5%A2%A5%B9
正常性バイアスについては近いうちにあらためて日記に書こうかなぁとも思ってます。
ありがとうございます。
とはいえ、夜遅いのは「飲んでいたから」です!
流行は終わったでしょうが、ビリーやらないとまずいなぁ。
ザラバ見られるのはやっぱり違いますよね。
逆に、見られるからこそついついルール外の取引をしてしまうこともあるでしょうが。
はい、同じことかと。
上記通り、「正常性バイアス」だとか「多数派同調バイアス」の影響と言い換えた方が角は立たないでしょうね。
日記を拝見させていただいております。
>雇用統計の結果なんて読めてたはずで
私は毎朝、モーニングサテライトという日経CNBCの番組を見る事を日課にしています。番組も録画して重要なところは何回か見直していますが、3日(月)の段階でエコノミストの意見が2つに分かれていました。
エコノミストは11万人増と言ってました。
でも、その日の「朝エクスプレス」という番組では4000人減と言っていましたから、アメリカでは11万人増が主流だったんでしょうね。客観的にみていた日本人の多くは雇用統計の悪化を大方予想していましたから、住宅・金融意外の景気が良い業種がまだ多いですから近すぎて見えなかったのでですかね。
たとえエコノミストの予想が11万人増だとしても、複数のシナリオを立てておくことが投資家として求められると思うんですよね。
アメリカの多くの投資家はそれができていなかったと。
やはりタイトル通りの気持ちを抱かざるをえない面があります。
が、今日日記に書いたように、
いろんなバイアスによって目の前にある危機に対処できなくなってしまっていたというのが正解に近いんだとも思ってます。
お気楽系(人はナンピンと言う)の取り組みで、こんなもんじゃって思ってますたが、これだけ動きの幅が大きいと、チト設定を変更しないといけなかったのかもw
泥舟だけど、みんな乗ってるので岸までつくと思ってますた♪脳ミソ回転しときまつ♪ハイ
トレード法にもよると思いますが。
今回の日記はそのような微調整のレベルは意識してないんですけどね。
もっとざっくりしたレベルでお気楽になっちゃってる市場のことを書かせてもらったつもりです!