グローバルX 日経225 カバード・コール ETF(プレミアム再投資型)(2858)は「日経平均カバードコールATMインデックス」を対象指数とする東証ETFです。
1ヵ月ごとに新しく期近のコール・オプションを売り建てる「カバード・コール戦略」を行なった場合の収益を表す指数です。対象となるコール・オプションは毎月満期まで保有され、同日に新たな1ヵ月物のコール・オプションを売却します。
指数に沿った運用をすると、具体的にどのような運用になるのかを推測した説明します。(簡便のため、配当は無視します)
指数についての説明は下記にあります。
毎月第2金曜日がロールオーバーの日です。この日の東証での取引は、
~SQ
何もしない
SQ決定
コールオプションを決済し、現物指数買い持ちのみがある状態。(カバードコールしていない。100%買い持ち。必要なら現物を売る)
大引け
新たなターゲット価格で次限月のコールオプションを売る。
枚数は、現物指数買い持ち1単位あたり コールオプション終値÷(現物指数終値-コールオプション終値)枚。
価格は、コールオプション終値
同じ枚数の、現物指数を売る。
価格は、現物指数終値
その他の日は、特に取引は行わず、当初のポジションを維持します。
東証取引時間のiNAVはどのように算出すればいいのかをまとめました。
ロールオーバー以外の日
現物指数-コールオプション価格 に比例
ロールオーバーの日
現物指数÷(前日現物終値-前日コールオプション終値)×(1-オプション決済価格/SQ) に比例