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GNI|ボックス圏突破とF351の良好な試験結果を...

ジーエヌアイグループ(GNI)は肝疾患治療薬「F351」によるB型肝炎ウイルス(HBV)感染による肝線維症を適応とするフェーズ2試験の結果が、学術誌「Clinical Gastroenterology and Hepatology」へ掲載されたことを報告しました。

同試験結果は既知の内容であり、投資家の材料となり得る新たな知見は発表されなかったものの、ボックス圏(1,150~1,280円)を抜けた勢いもあってか、連日の上昇となりました。

同内容のハイライトは肺線維症患者の改善者(Ishakスコアが1以上低下した患者)の割合であり、プラセボ群では43人中11人(25.58%)、F351群(180mg)では42人中17人(40.48%、p=0.12)、F351群(270mg)では41人中23人(56.10%、p=0.006)、F351群(360mg)では41人中18人(43.90%、p=0.08)という結果でした。

また、GNIは同報告に関して「肝線維症」と表記すべきところを「肝硬変」と表記し、「慢性B型肝炎患者の肝硬変に有意な組織学的改善を示し、主要評価項目を満たし、良好な安全性プロフィールを示しました。(抜粋)」と誤解を招く表現を行いました。

これに関して、GNIは既に修正報告を行いましたが、同治験において肝硬変期(Ishakスコア=6)の患者に関する追加解析も実施しており、改善者の割合がプラセブ群では4人中1人(25%)、F351群では15人中12人(80%)と、有意な結果が得られています(p=0.0407)。

そのため、同修正報告によるネガティブ要素は限定的だと考えております。
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