情報誌に掲載されました。未経験から株式投資を始めて20年以上。大昔は資金激減と半減を数えきれないほど繰り返しましたが、株式投資だけで生活できるようになりました。大失敗の経験を元に作成したホームページ「素人投資家の挑戦(情報誌での掲載内容もご紹介)」、私が売買した銘柄を公開している「勉強できる私の買い付け」こちらも、ご覧いただけると嬉しいです。 慎重かつ丁寧な投資を心掛けながら、資金を少しずつ増やし続けている実録です。
株日記は「米国株について」を朝の8時頃
「日本株について」を夕方に(1日2回)更新しています。
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7月12日 火曜日
日本株について
本日の日経平均株価は、475円安の26336円で取引終了。
取引開始直後から急落。下げ幅が500近くになると安値揉み合いのまま前引け。後場は全く動かず、大幅に反落。
〇東証プライムの売買代金と騰落状況
売買代金は2兆4593億円、出来高は10億6110万株。
値上がり銘柄数は161、値下がり銘柄数は1654、変わらずは23銘柄でした。
〇業種別ランキング
水産・農林だけが上昇、他32業種は全て下落。
下落率の高い順
機械、ガラス・土石、電気機器、非鉄金属、金属
〇日経平均採用銘柄の騰落率
値上がり銘柄数は16、値下がり銘柄数は206、変わらずは3銘柄でした。
上昇率の高い順
(1332)日本水産 2.7%高
(9503)関西電力 1.0%高
(2002)日清製粉G本社 0.7%高
(9766)コナミG 0.6%高
(1333)マルハニチロ 0.6%高
下落率の高い順
(6762)TDK 5.1%安
(6988)日東電工 4.7%安
(6954)ファナック 4.5%安
(4004)昭和電工 4.3%安
(5202)日本板硝子 4.3%安
〇米国株による影響
ダウ平均 0.52%安
ナスダック 2.26%安
S&P500指数 1.15%安
電気機器にマイナス材料
ハイテク比率の高いナスダックが大きく下げている為、日本の電気機器にマイナス材料。業種別では下落率3位。
半導体関連に大きなマイナス材料
インテルが2.0%安、エヌビディアは4.3%安、AMDは3.0%安、クアルコムは2.7%安、マイクロン・テクノロジーは2.2%安、テキサス・インスツメンツは1.2%安と全面安。下げのきつい銘柄もあり、この展開は日本の半導体関連株に大きなマイナス材料。
〇欧州株による影響
イギリス(FTSE) 変わらず
ドイツ(DAX) 1.4%安
フランス(CAC) 0.61%安
欧州市場は下げるところ多数。主要3市場ではドイツの下げがきつい。
米国株安と相まって、日本株にマイナス材料。
〇為替相場による影響
1ドル137円半ばまで円安進行。こちらは株式相場にプラス材料となりますが、本日は焼け石に水。
〇外需から内需へ
欧米株の下落を受けて、その影響を受けやすい外需関連株から、影響を受けにくい内需関連に資金がシフト。米国株と同じく、内需が堅調で外需が売られやすい状況。上昇したのは水産・農林だけですが、下落率の低い業種(比較的底固い)は内需関連が並びました。
〇大幅に反落
欧米株への先行き不安から、売り優勢。直近は26000円付近から大きく上昇。その強さはありますが、(前日の高値で)前回高値および大きな節目で強い抵抗になる27000円に到達していることから、米国株と同じく利益確定と戻り売りが多く出ています。