情報誌に掲載されました。未経験から株式投資を始めて20年以上。大昔は資金激減と半減を数えきれないほど繰り返しましたが、株式投資だけで生活できるようになりました。大失敗の経験を元に作成したホームページ「素人投資家の挑戦(情報誌での掲載内容もご紹介)」、私が売買した銘柄を公開している「勉強できる私の買い付け」こちらも、ご覧いただけると嬉しいです。 慎重かつ丁寧な投資を心掛けながら、資金を少しずつ増やし続けている実録です。
株日記は「米国株について」を朝の8時頃
「日本株について」を夕方に(1日2回)更新しています。
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4月21日 木曜日
日本株について
本日の日経平均株価は、335円高の27553円で取引終了。
前場は買い先行で上げ幅拡大。後場は高値圏で揉み合いました。
〇東証プライムの売買代金と騰落状況
売買代金は2兆5187億円、出来高は10億2912万株。
値上がり銘柄数は1242、値下がり銘柄数は528、変わらずは69銘柄でした。
〇業種別ランキング
23業種が上昇、10業種が下落
上昇率の高い順
金属、機械、電気機器、精密機器、不動産
下落率の高い順
電気・ガス、鉄鋼、保険、石油・石炭、非鉄金属
〇日経平均採用銘柄の騰落率
値上がり銘柄数は149、値下がり銘柄数は69、変わらずは7銘柄でした。
上昇率の高い順
(5803)フジクラ 6.5%高
(4506)住友ファーマ 4.4%高
(7951)ヤマハ 3.9%高
(5631)日本製鋼所 3.7%高
(6504)富士電機 3.6%高
下落率の高い順
(9501)東京電力HD 4.3%安
(5541)太平洋金属 2.3%安
(7751)キヤノン 2.2%安
(8253)クレディセゾン 2.2%安
(8750)第一生命HD 2.1%安
〇米国株による影響
ダウ平均 0.71%高(249ドル高)
ナスダック 1.22%安
ハイテク比率の高いナスダックは大きく下げていますが、ダウ構成銘柄ではIBMが好決算で7.1%高、インテルは0.4%高、マイクロソフトは0.4%高、アップルは0.1%安と悪くないので、日本の電気機器に対するマイナス影響は限定的。電気機器は上昇率3位でした。
〇欧州株による影響
イギリス(FTSE) 0.4%高
ドイツ(DAX) 1.5%高
フランス(CAC) 1.4%高
欧州市場は全面高。主要3市場も揃って上昇、ドイツとフランスは大幅高になっていることから、欧州投資家による日本株買い。
〇為替相場による影響
朝のドル円相場は1ドル128円、ユーロ円は1ユーロ138円後半。その後、ドル円相場は128円半ばまで上昇するも128円まで戻ってくる「往って来い」。ユーロ円は同水準を維持。
前日まで急激な円安になっていたことから反動安。大きく買われていた自動車など輸出関連株にも利益を確定する動きが出ました。前日に全面高となっていた自動車株は上昇と下落が半々。前日に上昇率トップだった輸送用機器は21位と控えめでした。
〇物色対象はまだら模様
米国株では外需からディフェンシブ性の高い銘柄へ物色対象が変化しています。後追いの日本株は連動することも多いですが、前日の米国株でハイテクを含む外需が買われたのに対し、日本株はハイテクを含む外需が控えめで内需が買われていたので、日本が先回りしていたともいえます。
このようなことから、本日は物色対象が不透明だと思っていました。
結果は予想通りで、まだら模様になりました。
〇嬉しい誤算
プラス材料は少ないですが、売り急ぐほどでもない。そのような相場環境なので、本日も方向感が出にくいと考えていました。あえて予想するなら反落としていましたが、大幅に続伸する嬉しい誤算。