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ソニーが免疫細胞治療向けの解析装置を開発 治療費安くなる?

ソニーは、遺伝子改変による免疫細胞のがん治療などで使える細胞解析装置を開発したと発表し、1秒あたり1万5000個の速度で細胞の種類を判別し、必要な細胞だけを取り出すそうです。
外気に触れない密閉状態で完結する仕組みで、菌の混入が防げるそうです。
免疫治療の実用化が今後進むとみて、研究から臨床用途に事業領域を広げるようです。

新製品「CGX10」を2022年秋に国内、米国、欧州で発売するそうです。
細いチューブに血液を流し、特殊なチップ内で4種類の波長のレーザーを当て、細胞の大きさや活性度など最大10種類の特徴を測定し、設定した条件に合う細胞だけ集めるそうです。
免疫細胞治療に必要な数億個の細胞が6時間程度で収集できるとのことです。

ソニーの解析製品はこれまで研究用途で、解析過程で外気に触れる構造でしたが、安全性を高めるため密閉構造を開発したそうです。
ソニーは「多くの条件を設けても、高速かつ高い精度で目的の細胞を抽出できる。使い勝手の良さにもこだわった」と強調したそうです。

免疫細胞治療は、血液などから免疫細胞を取り出し、病気への攻撃力を高めるよう遺伝子改変を施し、再び体内に戻す治療方法で、抗がん剤や放射線治療に続く治療法として、研究機関や製薬会社が研究開発を進めているようです。

ソニーグループでエレキ事業を担うソニーは2010年から細胞解析装置を手掛けており、チップ部は流路が幅30ミクロン(ミクロンは1000分の1ミリメートル)と細く、ブルーレイ・ディスクで培った微細加工技術を活用しているとのことです。
売上高などは開示していませんが、ソニーは解析装置を中心とした事業を3つある成長事業の1つに位置づけているそうです。

WBSで先ほど放送されていましたが、免疫細胞治療の治療費が安くなることが期待できるようです。
ただ、サラリーマンの私にとっては安くなるといっても手が出ないような金額ではあるようですが。。。

6758:12,620円
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